ジンギスカンの店が出れば出るほど、ジンギスカン業界は競争が激しくなり活性化され、味も良くなっていきますが
ブームが去った後は目も当てられない事になります
ジンギスカンと言えば
去年論文式試験が終わり
思いつきで北海道自転車1周旅行をしていた時
釧路から摩周湖へ抜ける街道沿いの小さい宿で食べたのを思い出す
宿泊者は2人、うち1人はオーナーの親戚
なんか完全に人の家の夕食にお邪魔してしまった感のある食卓でジンギスカンが振る舞われた
肉を鉄板に乗せるやいなや、オーナーはこう言った
「レアで食べてね」
え?よく焼いてね。の間違いじゃないの?
と思いつつ、自分だけはよく焼こうと思っていると、またオーナーが言う
「ほら、それ焼きすぎ」
厳重監視の下、半生の羊肉を口に運ぶ
その瞬間ジンギスカンの概念が僕の中で音を立てて崩れた
マジでその位の衝撃を受けた
実際カルビなんかより全然美味しい、殆ど生で食べられる
最後の晩餐に何を食べたいかと聞かれたら迷わずあのジンギスカンを選ぶであろう
と、こっからがちょっと経営学
この味なら確実にジンギスカン市場を席巻できると思うんだが
問題は戦略である
やっぱ差別化で行くかなぁ、ニッチだし
あとは、量の確保と輸送だよなぁ
やっぱ解体はJIT生産方式で(?)
バリューチェーンをよく考えて(?)
もちろん組織形態はネットワーク型組織で(?)
給与体系は成果主義で(?)
ってよく考えると事業を経営するにあたって今やってる経営学の授業ってあんま必要なくない?
必要なのは実務感覚と行動力でしょ
と思う今日この頃です