こんばんは、

寒い日が続きますね。


株式市場も寒い日が続いています。

年明けから日経平均が2,500円近く下げています。

金融機関や個人投資家などの悲鳴が聞こえてきそうです。


実は、このサブプライムローン問題による株価下落で私たちの監査もちょっと面倒になるかもしれません。


というのは、金融機関だけでなく、通常の一般事業会社も持ち合い等で結構株式をもっていたりします。

その場合は会計上 「その他有価証券」に分類されるわけですが。


時価が大きく下落した場合に減損をする必要があります。

一般的には取得額から50%下落したら減損です。


これだけの、下落ですから、

減損が必要な銘柄が生じてしまった会社は多いのではないのでしょうか。


基準では「回復の可能性がある」場合は、50%超の下落でも減損を回避できたりするんですが。

今回の場合はどうなんでしょうねぇ。。。


もし会社が「今回の株価下落はアメリカのサブプライムローン問題が原因で、会社の業績そのものは問題ないので、減損不要です!」と言ってきたらどうですかね。


悩ましいですね。。。


近年、監査が厳しくなってるので、監査人も簡単には「うん」とは言わないと思います。


あと実務的に厄介なのが、減損した後なんですね。

減損すると、減損後の時価がその後は簿価になります。


そして、株価が回復すると評価益がでます。

そうすると、税効果会計で評価益について繰延税金負債を計上する必要があるんですが、

評価益の金額、過去の減損額、会社が計上している繰延税金資産 等によって 色々処理が変わってくるんですね(ややこしいので、ここでは説明は省略します)。

個々の銘柄ごとにこれらのことを把握して処理を検討しないといけないのでかなりの実務的な負担になりそうです。

普通の事業会社は有価証券はシステムなんかなくて、エクセルでの表管理がほとんどだと思います。


もし、100銘柄近くあったら。。。 と考えるとぞっとします。。。

我々、監査人より会社の方のほうがもっと大変ですね。。。


期末までには株価が回復してることを祈ってます。