普段の予定の立て方についてブログを読んでくださっている方からコメントを頂きました。
昔手帳を使った予定管理方法については記事にしたと思いますが、いい機会ですので、
「私が勉強の予定を立てる時に心がけていた3つのポイント」を纏めてみたいと思います。

といっても特に目新しいものではなく、普段から記事にしている事なのですが。。。ご了承ください。




まず1つ目が「PDCAサイクル」です。
管理会計、標準原価計算の論点でご存知かもしれませんが、目標を設定して、行動して、振り返って、次に活かす、という流れです。
勉強も同じです。

まず闇雲に予定を立てるのではなく、目標を決めてみてください。

会計士試験に合格する事が目標、ではなくて、合格するためにはどうしたら良いか、いつまでにどうなっていたいか、時間を遡るイメージで考えてみてください。

例えば

合格→全答練でA判定→普段の答練でA判定→カリキュラムが終わるまでに苦手な計算の克服

という様に、どんどんブレイクダウンしてみてください。
その際には、自分自身の主観的な評価に加えて、テストの点数等客観的なデータも分析してみるとなお良いと思います。
やらなきゃ行けない事が明確になって、予定が立てやすくなりますよ。

そして、時々でいいので、目標設定と自らの勉強を見直してみてください(標準原価計算でいう差異分析の様なものです)。


どんどん合格している自分が近く、クリアになってくると思います。




次に2つ目「苦手な教科を潰す様にする」ということです。

得意な教科を伸ばすことと、苦手を潰すこと、どちらが良いのかという話です。
個人的には、苦手を潰した方が合格しやすいと思います。
足切りのシステムが存在するからです。

苦手な教科、どんどんやらなくなる、どんどん苦手になる。。という負のスパイラルにハマる前に
苦手な教科ほど時間をかけて予定に組み込んでしまいましょう。
何が自分の苦手なのか、それは目標設定とそのブレイクダウンでしっかり把握しておくと良いかと思います。客観的な成績データの分析もここで活きてきます。





最後に3つ目「毎日全ての教科に手をつける」ということです。
なんで苦手になっちゃうかっていうと、勉強しなくなっちゃうからなんですよね。
それを防ぐために、意地でも毎日全ての教科に手をつけていました。
こうすれば、人より群を抜いて得意な教科は出来なくても、人に差をつけられるほど苦手な教科は出来ないはずだ、と考えていました。


毎日全ての教科を予定に組み込んで、出来なかったのを次の日に更新していく予定の組み方は、手帳を用いた予定管理法の記事で説明しておきました。



以上になります。

とにかく自分は「苦手を作らない事」を最重要に予定を組んでいました。
参考になれば嬉しいです。



あ、コメント頂いた方へ。今回は一般抽象的な観点でお話ししてしまいましたが、もう少し具体的に現在の状況をお伝え頂ければ、もう少し踏み込んだアドバイスも出来ると思いますよ!