ご無沙汰しておりますひらめき電球

法人の研修、補習所の考査の勉強等等、いよいよ始まってきたなあという感じがしています。
その反面自由に使える時間も少なくなり、その時間も毎日の自己学習に当てているため、なかなかゆっくり出来ていないというのが正直な所です叫び
ただ、毎日が充実していて、本当に楽しいですメラメラ

同期も上司の先輩もみんな刺激的で個性的な人ばかりです。
僕ももっともっと強みを磨かねばビックリマークという気にさせてくれます。

とはいえ僕の場合はまず弱点の英語をなんとかしないといけないんですけどね…ダウン




今日は三連休の中日ということでゆっくり出来ているので、久しぶりにブログを更新してみたいと思います合格
今回のテーマは「財務諸表論」。




皆さんは財務諸表論、どのように勉強されているでしょうかはてなマーク

声に出す派、書いてみる派、とにかく通読速読派、それぞれいらっしゃるかと思います。
その部分については、自分に合ってるなあと感じる方法で勉強して頂くのが一番効率的だと思いますので、特に触れませんニコニコ

ちなみに僕は、声に出すのは恥ずかしかったし、書くのは腕が疲れるので、とにかく黙読スタイルでしたアップ(例外については後述致します)


僕が今回触れたいのは、「アウトプットの重要性」についてです。


言うまでもなく、論文式本試験は記述式で行われますメモ
問題があって、それに対して自分の知識をアウトプットしないといけないわけです。
なにを当たり前の事を言ってるんだプンプンと怒られてしまいそうですが、僕はその部分を常に意識していました。


今勉強しているこの知識を試験で問われたときに、きちんと吐き出せるだろうかはてなマーク


ここを意識するようになってから、僕自身勉強法が変わってきました。



テキストは何回も読んだ。論点も何となく理解できている。なのに答練ですこし捻られると、途端にまったく何も書けなくなる。



それが、財務諸表論が苦手だった頃の自分でしたガーン
その頃の自分は、テキストを読む事だけで満足してしまっていたように思います。
インプットだけですね。

そんな中、上級期にI先生と出会い、アウトプットの重要性を講義で叩き込まれましたパンチ!


まず、テキストを読みっぱなしにしなくなりましたグー
テキストを読む事、それはインプットに他なりませんサーチ
確かにインプットはとても重要ですし、インプットが無ければアウトプットは出来ないです。

ただ、普段の勉強の中に少しづつでもアウトプットの訓練を取り入れてみる。
それだけでもかなり違ってくると思いますグッド!


それでは、アウトプットの訓練とは具体的にどうしたらいいのか。
その前に、まずはインプットの部分にも少し触れてみたいと思いますひらめき電球


僕を含めてですが、おそらくテキストの内容を一言一句全て暗記している人はいらっしゃらないかと思います時計
その様なインプットの仕方ではなく、ある所は暗記、ある所は理解、という意思決定をしながらインプットをされているかと思います。

僕の場合は
①定義は暗記
②論述は理解(結果的にほぼ暗記する事もあり)
③キーワード、キーフレーズは暗記

という意思決定をしていました。
具体的に書いてみます。

まず①定義は暗記、です。
配られる基準に記載されていない重要定義はもちろん暗記する必要がありますアップ
試験とはいえ論述をするわけですから、用語については必要な範囲で定義付けをする必要がありますよね。
インプットの始めは定義の暗記、だと思いますニコニコ

次に②論述は理解、です。
もう少し詳しく書くと、「この場所は論点になってるなー」という理解、というか意識がまず大切だと思いますアップ

例えば、リースの範囲を勉強してたとします。
その場合は
・リースの会計処理
・リース資産の減価償却
・セール&リースバック
・使用権アプローチ

等々、論文で問われそうな「論点」があると思います。
まずは「こんな論点があるなー」という意識が大切だと思いますグッド!

そして、次に論点の理解です。
なんでこの様な論述になっているのか、テキストを読んで理解しますひらめき電球

例えばリース資産の減価償却であったら

①所有権移転の場合
移転する→リース期間終了後も使用できるし、使用後の処分も可能だ→普通にその資産を買ってきたときと同じように減価償却すべき

②所有権移転外
移転しない→リース期間終了後に返却、使用収益できない→リース期間内に簿価を全て費用処理する必要あり→耐用年数リース期間、残存価額ゼロ

という具合です合格

この部分は、自分の言葉で理解できていれば十分だと思います。
結果として理解する上でテキストの文章を暗記してしまうのは、むしろ結果オーライなので良いと思いますニコニコ理解している事が大切。


そして最後に③キーワード、キーフレーズの暗記です。
定義を暗記して、論述の流れを理解すれば、あとはそれを接続詞で繋げればアウトプットは出来ます。しかしここで、試験委員の先生に自分の理解度をアピールするために、キーワードやキーフレーズを暗記しておいて、さらっと解答に混ぜれば完璧です合格

例えば、資産除去債務の会計処理についての論述が問われたときには

「資産負債の両建処理は、引当金処理を包摂するものである」

というキーフレーズを書く事によって、解答がぐっと本物っぽくなりますアップ
より理解している、分かっている感が出る、という感じでしょうか。




と、まあ、インプットだけでだいーぶ長くなってしまいましたねあせる

続けて、このインプット法を踏まえたアウトプット法について書きたいと思いますニコニコ