ご無沙汰しております叫び

どんどん情報としての鮮度が落ちて行くのは分かっているので、なんとか早く記事にしたいと思っているのですが、特に会計学関連は纏めるのが難しく、更新が遅れていますガーン

ごめんなさい。

ひとまず管理会計については自分の考え方が大体纏まっているので、ここで論文を見据えた勉強法等を記事にしてみたいと思いますグッド!




ところで、皆さんは管理会計、好きですかはてなマーク

多分、特に今短答の勉強をされている方なんかは嫌いなんじゃないかなーと思います。
なぜかって、あの本試験がよろしくないですよねプンプン

僕が短答を受けた2009年12月の試験から

「管理会計短答本試験で7割確保は無理」

と言われ続けていますドクロ

2010年の論文も、管理会計は鬼でしたダウン

若干、努力が報われにくい科目になってしまっているのかなーという感じもします。
当然あってはならない傾向だと思われます。ですが、僕たち受験生にとっては管理不能な問題です汗

そこで、こんな状態だからこそ、管理会計について僕は次の事を意識していましたグッド!




「攻める試験ではない。守る、耐える科目」




詳しく書いてみようと思いますニコニコ

「攻める試験ではない。守る、耐える科目。」

これは、講師の方も時々仰るのではないかなーと思います。
悲しいかな、管理会計で攻めるのは若干リスキーではないかなーと感じていましたあせる
僕なんか、管理が大好きでしたから、好きと知りつつ守る戦略を考えるのが苦しかったりしましたショック!

それでは、攻めるのではなく、守る戦略というのはどういうことか、ということです。
(僕の中では別名「諦め戦略」とも言いますダウン笑)

管理会計は、大問2問、問題で言うと4問が出題されます。
凄く大胆ですが、僕のイメージでは、まず4問のうち1問を捨てるイメージを持っていました手裏剣

管理会計に限った話ではないですが、公認会計士の試験で100点を取る事はまず不可能です爆弾
100点は取れないのだから、4問のうち1問出来なくても全く気にする事はありません。
残り3問にしっかり時間をかけて、きっちり埋めて行けば、間違いなく合格点に達します合格

そう、まず100点を諦めます。ポジティブに諦めますチョキ
少し極端ですが、管理会計は75点満点の試験と思って僕は解いていました満

恐らく直前答練なんかになると、100点はおろか、75点でもトップクラスの点数だと思います。
3問をきっちり解答できれば、必ず管理会計については合格できます。
ただし、1問を諦めるといっても、1問まるまる白紙、というわけではなく、各問題に手をつけた結果、全体として1/4くらいに手がつけられなくても全く気にする必要はない、ということですニコニコ

その中で、簡単な問題は結構埋める、難しい問題はさらっと埋める、といったように、各問題の難易度に応じた力配分が出来たらベストですねクラッカー

また、始めから75点を目標にしておく事で、分からない問題が出てきても精神衛生上あまり気にせず他の問題に取りかかれるかと思います。
大丈夫です、75点満点ですからグッド!



それでは、諦め方について説明します。


まず問題を見ますよね。
僕の場合は、まず問題をざっと流し読みして、

・どの論点が聞かれているのか
・資料の多さ
・暗記吐き出し系の論述は無いか

をチェックしますひらめき電球

次に、暗記吐き出し系の論述を埋めます。
少しでも解答用紙を埋めて自分の気持ちを安心させるとともに、始まったばかりの不安定な気持ちで計算を解きに行くリスクを無くすためですグッド!
いきなり資料を探して電卓をたたくより、何問か解答用紙を埋めてから資料を探した方が、なんとなく冷静に計算に取りかかれる気がしていましたニコニコ


次に、問題に取りかかる順番を決めますサーチ
僕の場合は、問題に取りかかる順番として、二つの基準を持っていました。


・資料の多さ
・設備投資等の割引計算系か否か


です。
管理会計の問題は、資料の読み取りがかなり難易度に直結するような気がしていました。
もちろん、資料は少ないけれど難易度はめちゃくちゃ高い、みたいな問題もありますが汗
取り敢えず難しい問題か否かも資料を読んでみない事には判定できません。
そこで、単純に資料が少ない問題から解き始めていました合格

途中で「ヤバい」雰囲気がしたら、さっさと諦めて次の問題に行きます。
1/4は諦めているので、大丈夫ですグッド!

二つ目の基準ですが、これは完全に個人的な感情です。
設備投資は、苦手というか、費用対効果が悪いなあという印象でした。
どこかでミスってしまうと後がガラガラと雪崩てしまう感覚がありましたので、始めからガッツリ解きに行く論点ではないなあと考えていましたガーン
個人的な話で申し訳ありませんあせる
なんか一回基礎答練かなにかで、原価係数ミスって時間掛けた割に後ろが全部雪崩れた事があったんですよね…ダウン


大切な事は、きちんと自分の中で基準を持っておいて、問題をさらっと見たときに迷わず解く順番の意思決定ができるか、という所だと思いますニコニコ



そして、いよいよ各問題を解きます。
分からない問題、難しい問題はどんどん飛ばします。
1/4は解けなくていい、75点満点という意識を常に持ちながら、残りの3/4に時間資源と自分の能力を集中させますアップ
簡単な問題で絶対に雪崩を起こさないように、1/4を捨てる代わりに解いた所は全部正解するイメージで解答用紙を埋めて行きます。

1/4をポジティブに捨てる事で、2時間で3問分のボリュームを解けばよい事になり、時間的余裕が生まれます。精神的余裕も生まれます。
その事が簡単な問題で雪崩を起こさず、正答率を増やして合格点を獲得する事に繋がると考えていましたニコニコ


管理会計は確かに難易度が上がっていると思います。
2時間であのボリュームの問題を4問も冷静に解くのは不可能に近いです。
でも、テストですから、必ず簡単な問題が入っています。
難しい問題に阻まれて簡単な問題を落としてしまうのが一番もったいないですよね!?

そんな気持ちから、僕は管理会計は75点満点だと思って解くようにしましたグッド!

結果、管理会計で大崩れすることがなくなった様に思います。




最後に、僕がずっと管理会計を習っていたA先生が仰っていた言葉の中で、印象的なものがあります。


管理会計ではよく、みんなが出来る簡単な問題を落とさないように、と言われますよね。
じゃあ、みんなが出来る問題を全部正解したらどうなるか。
みんなが出来る問題を正解しただけだから平均点かというと、そうではない。
みんなが出来る問題を全部正解すれば、合格点に達します。


言葉は正確ではありませんが、この様な事を仰っていました。
僕は管理会計では攻めて満点を取るのではなく、守って合格点を取ることを常に意識していましたニコニコ
その戦略の中で、この言葉は常に意識していたつもりです。


今回の記事も個人的な上、かなり大胆な戦略を語ってしまいましたあせる
ごめんなさい。

何らかの参考になればこれほど嬉しい事はありません。