受験時代の数少ない知り合いの一人が
今度論文受かりそうだから監査法人のエントリーシート見てくれと
エントリーシートのPDF送ってきたのですが
こと面倒な事をいかに短時間で片付けるかに関しては
天才でしたね。

何と彼は2012~13年に合格した知り合い
3~4名から彼等が以前に書いたエントリーシートを借りて
それをベースにとんでもなくクオリティの高い
オリジナルの自己PRと志望動機を創作したではありませんか。

適度な長さで結論を最初に明確にと言った
ビジネス文書の基本を高いレベルで押さえた上で

志望動機はどうだ
自分はなぜその監査法人に入りたいのか
更になぜそう思うに至ったのかの経緯が
あたかも現実の事であるかの如くに思えてしまう。

そして自己PRはどうだ。
それこそ自信に満ち溢れ
それでいて傲慢さを微塵をも感じさせず
高度な人格の持ち主で謙虚さえも持ち合わせていることが感じられ
それこそまさに監査法人が求める人物像そのものであると言う事が
文面からこれでもかと言わんばかりに滲み出ている。

感想聞かれた時
素直にもう公認会計士なんかやめて
小説家かシナリオライター目指したらと
答えてしまいましたよ。

この文才なら正直どの新人賞でも最終選考残れそう。

因みにその自己PRと志望動機どこまでが事実で
どこからが捏造なのと聞いたところ
自己PRは全部捏造で
志望動機に至っては法人説明会すら行ってないと。

エントリーシートに嘘書いたら
死んでからエンマさんに舌抜かれるで。