Gracious Days -52ページ目

世界の終わりという名の雑貨店

初めてあの店に行ったのは…そう。出発の日だっただろうか。

12月のある日。


私は凄く悪いことをしようとしている筈なのに、二人して此の街を旅立つ…、其の事に対して胸が高まっていくことを感じずにはいられなくて。





結果、私には見当も付かなくてそそくさと逃げるように立ち去ったのだっけ。


やっと一年経とうとしているだけなのに、あの頃の私は凄く幼かった。




季節が過ぎて、また12月になります。


私は幸せなのだと言い聞かせながら。

実像の無い夢

嬌声。


自分の声じゃ、無いみたい。

知らない誰かの悲鳴みたいに…、耳に残る。


私はただ此処に存在していて

うやむやになりそうな気持ちを


貴方の目の前で、私は。



体温、

忘れないで。


しあわせ

一緒にいられるだけで幸せなんです。


本当、私ってストーカー気質なんだろうなあ…。申し訳ございません。

でも好きだからやめられません。



あなたと、おんなじものを見たい。

あなたの視線を、追い掛けたい。


そんな風に思えるようになったこと自体、私が生きてきて初めてなんだもの。





今年も、またクリスマスがくる。

それがただ幸せで幸せで


私は馬鹿な女の子になっちゃいそうなの。