本日は某金融機関向け研修DVDの収録前打ち合わせに行ってまいりました。
講義ではありませんが、企業研修講師にとっては、とても大事なお仕事なんですよ。
ここで内容のすり合わせを先方担当者としておくことで、
研修当日の参加者(DVD視聴者)の満足度を高めることができますからね。。。
でも、よくあるのが、研修先の担当者(おおむね人事部や人材開発部などのセクション)と、
研修に参加する社員の意識(もしくは求めているレベル)にズレがある場合、
研修効果が薄れるばかりか、講師に対する評価も下がってしまうことがあるのです。
これは避けたいですよね。
研修担当者:
「弊社の社員はレベルが高いので、これくらいのことは当然知っているという前提で話していただいてかまいません」
講師:
「わかりました。ではこの基礎レベルの部分は知っていることを前提に進めますね」
なんていうやりとりがあったので、そのつもりで研修をすると、
大ハマリ![]()
なんてこともありますから、注意ですよ!!
対応策としては、上記のようなやり取りがあっても、
必ず現場では「受講者の反応を確認しながら研修を進める」ことです。
(DVD講義の場合はこれができないので、事前の打ち合わせがより重要になってくるわけです)
この確認作業を怠って一方的に研修を進行させてはいけません。
講師:「この点は理解されていると聞いてますが、よろしいですか?」
講師:「このあたりの知識は、みなさん、覚えてらっしゃいますか?」
などという「発問」を随所に入れながら進めるとよいでしょう。
私も以前こんな失敗を犯したことがあります。
ある銀行の中堅行員向け研修を担当した時のこと、
講師:「皆さんは銀行員だから、住宅ローンのことについては当然ご存じですよね」
行員:「・・・・・」
あとでアンケートを見て知ったのですが、この研修は、
自由参加制(いわゆる手上げ式)の研修だったので、
参加者の中には営業職以外の事務職系社員もかなり含まれていたため、
銀行員といえども住宅ローンを実際に扱ったことのない行員がいたんですね。
にもかかわらず、講師である私は、
銀行員=住宅ローンを扱っている
と決めつけてしまい、基本的な説明を省略してしまったわけですね。。。
これはいけません。
案の定、一部の参加者のアンケートには「住宅ローンの部分はもう少し詳しく説明してほしかった」
というコメントがありました。
このような失敗も事前に研修担当者との間で、研修参加者の属性(職種・男女比・入行年数・保有資格)などをよく確認しておくことで防げるのです。
これから企業研修をされる方は是非参考にしてくださいね![]()
次回は、研修での「敬語の使い方」について書きたいと思います。