「尖閣有事」へ備え 水陸機動団、2千~3千人規模で佐世保に司令部   | 東京リーシングと土地活用戦記

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「尖閣有事」へ備え 水陸機動団、2千~3千人規模で佐世保に司令部  
2014.2.3 07:59 産経

 政府が昨年12月に策定した「防衛計画の大綱」で新設方針を打ち出した「水陸機動団」の全容が2日、明らかになった。機動団は離島防衛の専門部隊「西部方面普通科連隊」(約700人)を置く長崎県佐世保市などに配置し、3連隊を整備。新設する「陸上総隊」の直属部隊とし、計2千~3千人規模の大部隊とする。

 政府は平成30年度までの編成完了を想定しており、中国による尖閣諸島(沖縄県石垣市)への威嚇と挑発をにらみ、不測の事態に対処できる態勢整備を急ぐ。

 機動団の主要戦力「第1連隊」は西部方面普通科連隊を発展的に改組し、司令部とともに長崎県佐世保市に置く。第2、第3連隊の人員はそれぞれ700~900人とする予定で、現時点で拠点は未定だ。

 機動団は米軍の海兵隊的機能の中核をなす水陸両用車について、26年度までの2年間で6両を試験車両として配備。運用試験を行った上で、30年度までに52両を配備する。

 陸上自衛隊は水陸両用車を投入する作戦構想を策定する。構想の素案では、南西諸島の島嶼(とうしょ)部が侵攻された場合、水陸両用車を戦闘地域の島から数キロ離れた海上から発進させ、戦闘部隊を揚陸させる。陸自は米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイも導入する予定で、同機で前線に部隊を投入することも可能になる。

 離島侵攻の際、陸海空3自衛隊の統合運用を指揮するのは、新設の「陸上総隊司令官」となる見通しだ。総隊司令官は機動団の運用に加えて、全国を5地域に分けた方面隊も統括する。陸上自衛隊では、現場に全国各地から派遣できる「即応機動連隊」を機動師団と機動旅団の傘下に導入する方針で、各地域の部隊も迅速に南西諸島へ展開させる考えだ。

 陸上総隊司令官は、海上自衛隊の作戦中枢「自衛艦隊」や航空自衛隊の「航空総隊」と連動した作戦調整も主導する。米軍との連携強化を念頭に、陸上総隊司令部は在日米陸軍司令部があるキャンプ座間(神奈川県座間市など)に置く案が有力視されている。



1機で50機撃墜 中国の挑発行動に米軍が最新鋭戦闘機F22を投入 (ZAKZAK)
2014.02.06
連載:世界を斬る 日高義樹

中国軍に対抗する米軍の最新鋭・戦闘機F22【拡大】

 太平洋に展開する米空軍は、最新鋭の戦闘機F22をローテーションのかたちでグアム島のアンダーセン基地、沖縄の嘉手納基地、北海道の千歳基地に配備し、警戒態勢を強化することになった。防空識別圏の設定など中国の不法な軍事行動に対抗するためだ。

 太平洋・米空軍のハーバート・カーライスル司令官はこう述べている。

 「太平洋軍はアラスカのエーメンドーフからF22ラプターをハワイに移していたが、今後はグアムにも配備し、嘉手納と千歳基地にローテーションで展開する」

 F22はステルス性、つまりほとんどレーダーに映らない最新鋭の戦闘機だ。パイロットらは「ニンジャ」というニックネームをつけている。F22の4機が初めて沖縄に進出してきたとき、若い飛行隊長が私にこう言った。

 「われわれは、台湾防衛のシミュレーションをやってきたばかりだが、1機で50機の中国戦闘機を撃墜することに成功した」

 米国の専門家は、台湾攻撃に中国が動員できるJ10やJ11といった最新鋭の戦闘機が200機にのぼると推定している。F22なら4機で、「こうした中国の戦闘機をすべて撃ち落とすことができる」と主張している。

 「戦闘地域のほぼ100キロ後方でE3Cが軍事行動を管制し、F22の4機に新鋭のK135給油機が同伴する体制を整えている」

 米空軍首脳はこう述べているが、米国はこれまで情報が漏れることを警戒し、F22を隠してきた。日本にも一段格下のF35を売りつけようとしてきたが、中国の挑発的な行動に対して、ついにエースを投入することにしたのである。

 このほか、米空軍はB52に先端技術を駆使したレーダーやミサイルを装備し、中国が作った防空識別圏の高高度を常時飛ばしている。さらに、ステルス性のB2戦闘機を米本土ミズーリ州の基地から、韓国のオサン基地まで飛ばしている。

 太平洋の米軍・作戦部長、ジェフェリー・マクダニエル准将はこう述べている。

 「中国の軍事行動を厳しく見張るため、日本との協力体制を強化している」

 このようにB52やB2を投入するだけでなく、米軍は最新鋭の電子偵察機や無人偵察機をグアム島に配備し、東シナ海や尖閣諸島上空の警戒態勢を強めている。

 グアム島に初めて無人偵察機RQ-4グローバルホークが配備されたとき、米空軍の幹部が私にこう言ったことがある。

 「グアム島は、米国の最も西にある領土だ。ここから無人偵察機を中国とその周辺に飛ばす


 その後も、米軍は最新鋭の偵察機コブラ・ボールやコンバットセント、リベットRC135、さらにE8Jスターズといった最新鋭の偵察機をグアム島に配備。加えて、米軍は、かつて米ソ冷戦の主役だったU2偵察機まで動員し、全力をあげて南シナ海から東シナ海、尖閣周辺に至る地域で中国の不法な軍事行動に目を光らせている。

 ■日高義樹(ひだか・よしき) 1935年、名古屋市生まれ。東京大学英文科卒。59年NHKに入局し、ワシントン支局長、理事待遇アメリカ総局長を歴任。退職後、ハーバード大学客員教授・同大諮問委員を経て、現在はハドソン研究所首席研究員、全米商工会議所会長顧問。



惰眠を貪る・・政治家達は・・どのくらい現状を認識しているのだろーか??