<内閣不信任案否決>民主、止まらぬ造反
毎日新聞 8月10日(金)0時44分配信
野田内閣不信任決議案を採決する衆院本会議で民主(手前)、生活(奥)の議員に挟まれて、同僚議員の退出後も自席に残る(中央左から)自民党の小泉進次郎氏、松浪健太氏、柴山昌彦氏=国会内で2012年8月9日、藤井太郎撮影
9日の衆院本会議での内閣不信任決議案の採決では、6月の消費増税法案採決で反対した鳩山由紀夫元首相ら「造反組」から再び造反が出た。小林興起、小泉俊明両氏が離党届を提出した上で賛成し、鳩山氏ら欠席した5人(病気欠席の羽田孜氏を除く)のうち4人が6月に続く再度の造反。「造反ドミノ」に歯止めがかからない状況が続いている。【木下訓明】
「夏風邪がはやっていますね」
増税法案に反対した民主党議員が中心の勉強会「消費税研究会」が9日に国会内で開いた会合では、出席者同士がこんな会話を交わす場面があった。
研究会出席者のうち鳩山、川内博史、中川治、辻恵の4氏は約2時間後の本会議を欠席。川内氏を除く3人は9日夜には東京都内のホテルでの研究会の会食に顔を出した。
4人はいずれも事前に「体調不良」を理由に党国対に欠席を届け出ていたが、処分を避けるために示し合わせた行動とみられる。鳩山氏らと連携する「国民の生活が第一」の小沢一郎代表らが提出した消費増税反対を理由とする不信任案に反対しないことで「反消費増税」を通した形だ。
ただ鳩山氏らにも展望があるわけではない。消費増税法案の10日成立は確実な情勢だ。消費増税法案の衆院採決で造反した当選1回の議員らが中心の「真実の会」の15人は不信任案の採決前に会合を開き、全員が不信任案反対に回った。
一方、執行部側も「造反ドミノ」に戦々恐々としている。小林、小泉両氏が離党すれば、与党は13人以上の造反で過半数を失う状況になる。消費増税法案の参院採決を控え、これ以上離党者が増えるのはなんとしても避けたい。見え透いた鳩山氏らの「欠席届」にも「体調不良なら仕方ない」(国対幹部)として処分はしない見通しだ。
参院でも民主党は第2会派の自民党に、あと1人差にまで詰め寄られている。参院議員会長を兼ねる輿石東幹事長は10日の参院本会議での増税法案採決の際の造反防止に躍起になっている。当選回数別の参院議員との懇談会を連日開いており、8日は民主、自民、公明の3党党首会談に出席せずに懇談会に出席。9日夜にも約10人と会食し、結束を求めた。
しかし、党の亀裂は深く、代表交代を求める声も相次ぐ。本会議前の代議士会では、増税法案に反対票を投じ党員資格停止中の階猛氏が「新しいリーダーを選んで総選挙を戦う態勢を築くべきだ」と発言。同じく増税法案で反対した山田正彦元農相は記者団に「野田佳彦首相では衆院選を戦えない。代表選で民主党を変えたい」と語った。
民主、止まらぬ造反!!??
しかし、まったく、反省のない、自民党の
罪も大きいよねーー
