崩壊して行く福祉国家デンマーク、我々に残された 幸福度No1のレシピ?? | 東京リーシングと土地活用戦記

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デンマークで感じる文化の違いについて


私が一番デンマークで文化の違いを感じるのは、意外かもしれませんがスーパーへ行った時です。自分が日本のスーパーで働いたことがあるので尚更そう感じるのかもしれませんが、とにかくみな、やる気&愛想がない!

以前のワーホリで滞在していたオーストラリアとどうしても比べてしまうのですが、オースの店員はやる気がなくても一応レジでは「元気?」などと一声かけてくれていたのに、デンマークでは一声どころか無言でニコリともしません。商品をスキャンするのもダルそう!座ってレジが打てるだけましじゃないか?!と突っ込みたくなります(笑)

商品を補充するのも、バサーっ!と賞味期限関係なく一気に箱ごと流し入れたり、空の箱を床にポイポイ捨てるのは当たり前、挙げ句それを足でポーン!と蹴って道を作ったりするのですから呆気にとられてしまいます。ある店ではipodで音楽を聞きながら、ガムをかんで同僚と話をしている店員を見ました。日本なら即クビになりそうですが、こちらでは特に問題にもならないようで…
ただ、全部が全部こういう店ではありません。どうも私が思うに、スーパーなら商品単価が安い店ほど態度も適当になっていくような気がします…(例えばちょっと高級なIrmaだと、レジで少しはニッコリしてくれる)。それでもやはり日常的にはNettoなどの安いスーパーへお世話になるので、こういう店員を普通に見かけるようになるのですが。
日本のように「お客様は神様だ」と敬えなどとは思いませんが、レジで慣れないお金を片手にもたもたしてしまって、店員に嫌な顔をされるのはやはり気が悪いです。もう少し愛想あってもいいんじゃないか?と愚痴ると、デンマーク人曰く「スーパーはセルフサービスだ。サービス精神を求めるのならそれ相応のお金を払うのがここデンマークでは当たり前。大体スーパーの時給程度でやる気が出る人間自体いない」と言い返されてしまいました。それでも最低賃金、1000円近くあるはずなのに…!
という訳で、デンマーク人にサービス精神を求めてはいけないということがわかりました。あくまでも客と店員は対等、需要と供給を補い合っているという訳です。

ところがお隣のスウェーデンへ行ってみると、サービス精神の高いことと言ったら!店員さんはみな愛想がよく、道端の通行人やバスの運転手も旅行者にはとても優しく、同じ見た目なのに国が違うとここまで違うの?と気質の違いに驚かされます。
言うまでもなく、買い物はスウェーデンでした方がいろんな面で、お得です!(物価も安いし)ちなみにデンマークから一番近いスウェーデンのマルメにはコペンハーゲンから電車で30分足らず
。気軽に隣国へ買い物しに行けるというのは、ヨーロッパならではの利点ですね!

ruru@デンマーク

崩壊して行く福祉国家デンマーク、そして我々に残された 幸福度No1のレシピ


デンマークは高福祉高負担の国。そして多くの調査では幸福度が世界一に躍り出ている。「幸福度No1」はどう作り上げたのか。その背景には何があるのか。初めて真の背景が暴かれる!分かりやすいパラメーター、納得行く解説、そして日本との比較:

・同じ民主主義でも何故ここまで違うのか
・同じ言論の自由も国によって異なるが、その影響と影響は
・消費税が世界1高いデンマーク。しかし国民が納得行くのは何故
・幸福度が高い背景にある具体的な要素とは何か
・宗教、歴史、教育、経済は福祉国家建設にどのような影響を与えたのか、そして今後どのような影響を与えるのか
・民主主義国家では高い「IT-リテラシー」が要求されるのは何故


高福祉は良く語られるが高負担を正直に語る本はなかなか無い。この本では高負担の本当にも迫る。デンマーク人だから分かるデンマークの本当をありのまま日本語で著述。福祉の歴史を400年遡って解説。宗教、教育、政治、経済がどのように影響しデンマーク、福祉国家を作り上げたのか。外国人問題も取り上げる。そして、何故この福祉国家は維持出来ないのか。日本が見習えるのは何か。見習うべきなのか。何処を見習うと得策なのか。突っ込んで解説致します。是非お付き合いください!
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読者コメント:

祖国デンマークの状況を厳しくも暖かく見つめる眼。
そこには育った国、日本の近い将来を憂えるだけでなく、
確かな「希望」を持って警告しようとする強い姿勢が感じられました。
知りたいと予てから思っていたデンマークのことを
知ることが出来、良かったと思っています。

日本の社会科の教科書に載せて欲しいくらいと(お世辞抜きに)思いました。

非常に具体的なパラメーターを示しながら幸福や自由、
民主主義について語られているので説得力がありました。

日本の社会科の教科書に載せて欲しい

幸福、自由、民主主義というのは根本的な問題でありながら
複数の社会を見たことのない人間にとっては比較のしようのない点でもあり、
また最終的には特定の文化や宗教との関係において
考えなくてはならない点も多いので
キムさんの意見はそれだけでも貴重です。

労働の問題、幸福、福祉などキムさんの意見は
日本人にとってとても参考になるものばかりだと思います。

とても興味深い内容でした。
キム様の書籍のようなニュートラルな情報はとても貴重です。
良い点だけを見てちやほやするのではなくて、良い事も悪いことも
正しく知る事で本質的な関わり方ができると思うのです。
また、気質的には正反対と思われる北欧の人たちとうまく関わっていけば、
日本の停滞した部分を変えていく
一つの良いきっかけになるような気がしています

興味深く読みました。
評論家ではない、キムさんの経験に基づいた、
デンマークと日本のリアルな側面を細かく描写していて
一気に読了しました。

デンマークと言えば福祉先進国として世界中で有名だ。高福祉高負担でありながらも、なんと世界で「幸福度No1」の国でもある。世界の多くの調査では毎回同じような結果が出ている。「自由度が最も高い国」、「民主主義度が最も高い国」、「幸福度が最も高い国」、「企業環境が最も良い国」、「労働環境が最も優れた国」と次から次へとデンマークは生活環境が優れていると評価される。高負担なのに幸福No1はあり得ないだろうと思うかもしれない。しかし矛盾していそうながらもデンマークでは実現しているのだ。

日本にもこの「素晴らしい」奇跡的な国デンマークを取り上げた本は数えきれない程ある。しかし実際はどうなのだろうか。本当にそんなに素晴らしい国なのか。だとすればその秘密はどこにあるのか。違うのであれば何処が違うのか。デンマーク人でありながら日本も良く知るからこそ出来る日本との比較、デンマークとの違いを良く知っているからこそ語れる、他のデンマークの福祉の本には隠された本当のデンマークを隠さず紹介!驚き、ショック、納得、感動を連続させるこの一冊。読まずしてデンマークの福祉は語れない。

デンマークの福祉を語る為に、福祉の基盤である背景にあるデンマーク人の性格、その性格を作り上げた宗教や教育、モラルや経済の歴史を辿りながら今後の福祉の課題、問題点、現状を探り、デンマークの「幸福度No1」の原因を暴く!しかしこの素晴らしい福祉国家は、「幸福度No1」の国は崩壊しつつあるのだ。その原因をも詳しく解説。


デンマークの秘密は果たして何だったのか。日本と何処が違うのか。この一冊で誰もが十分に理解できる。そして民主主義への理解も代わるかもしれない。

Kim Christian Botho Pedersen
2012年1月6日(スウェーデンにて)
筆者について


筆者の私はデンマーク人。1966年生まれの日本育ち。日本では一般の小学校と中学校に通った。 デンマークの商業高等学校を1986年に卒業し、小さなスーパーの店長、教会のボランティア、タクシードライバーといった全く異なる業種を経て、1994年(27歳の時)に大学に入学。大学に通いながら日本から福祉を勉強しにデンマークに来られた多くの団体の通訳やドライバー等を務めた。大学を中退し輸出専門学校に入学し1998年に卒業。同年、在日デンマーク大使館に就職。その後日本の中小企業の取締役部長、日本での自営業(輸入販売)、デンマークでの自営業、デンマーク企業の日本事務所に2年勤めるなどを経験し今に至る。また何度かデンマークの福祉には世話になっておりその移り変わりは身体で経験している。
デンマークと日本は多くの点で大きく異なる。考え方や仕組みが全く正反対である場合も少なくない。しかしデンマークと日本を行き来していても言葉や文化をある程度理解出来なければこの違いには気付かないどころか勘違いが生じる場合も少なくない。しかし筆者の私はデンマークでも日本でも様々な学校、職種、上司、部下を経験してきている。この意見を活かし、この電子書箱には私個人の意見をまとめた。



筆者の詳しい情報は http://www.mx2.jp (英文は http://www.japanexpert.jp を御覧下さい)又はツイッターのプロフィール @gaijin_no_honne を御覧下さい。「波乱の人生」も宜しくお願いします。その他の電子書箱は http://www.mx2.jp/pub/shuppan.htm を御覧下さい。

Kim Christian Botho Pedersen
キム・クリスチャン・ボート・ペーダセン
2011年12月03日(スウェーデンにて)