ふざけるな! 豪華公務員宿舎事業が“焼け太り”復活
【政治・経済】
2010年12月28日 ゲンダイ
日刊ゲンダイ本紙既報通り、昨秋の事業仕分けで「廃止・凍結」された公務員宿舎事業が復活した。24日に閣議決定した来年度予算案で「凍結解除」の経費が盛り込まれたのだ。地元住民は「ウソつき菅政権を許すな」とカンカンだ。
凍結解除が決まった埼玉・朝霞市。米軍キャンプ朝霞跡地に13階建ての宿舎2棟(計850戸)を建設する計画で、総事業費約105億円。昨年11月の事業仕分けでは、「(跡地の森林を)潰してまでやる事業なのか」などと批判が集中し、凍結になった。それが1年余りで復活したのだ。朝霞基地跡地利用市民連絡会の大野良夫氏がこう言う。
「とても怒っています。事業仕分けでは朝霞宿舎が中心に議論され、当時の枝野前幹事長は『(中止で)緑が守られる』とまで言い切った。財務省は(復活の)条件に『保育所の整備』や『救急診療所』の併設などを挙げたようだが、宿舎併設の保育所なんて公務員専用になるだろうし、診療所というハコモノの前に医師の確保が先です。ムダな官舎をつくるためにアメを与えてゴマカそうとしているのです」
中止された公務員宿舎が、保育所と診療所を併設して復活――。これでは“焼け太り”だ。役人の考えはつくづく姑息である。
<朝日新聞2010年06月29日>
◇仕分けで計画凍結、公園整備動けず
朝霞市で、米軍キャンプ跡地(国有地19・4ヘクタール)の利用計画が立ち往生している。政府の事業仕分けで昨秋、跡地での国家公務員宿舎建設計画が凍結され、市は億単位の市民税収入のあてが外れた。民主党幹部や政府に、跡地での公園整備に伴う地元負担の軽減などを要望したが、鳩山政権退陣で内閣も党幹部も顔ぶれが変わってしまい、まちづくりに手をつけられないままだ。
◇朝霞市長「活用、地元に任せて」
草木が繁茂する公園用地。有刺鉄線で囲まれ、立ち入り禁止になっている=朝霞市膝折
東武東上線朝霞駅から徒歩約10分。米軍から1986年までに返還された跡地は、市中心部にある。国が3ヘクタールを使って宿舎を建設し、市は主に公園を整備する計画だったが、行政刷新会議は昨年11月、宿舎の計画を「凍結」とした。
市は国から、公園用地(11・3ヘクタール)の3分の2は無償で市に貸与するが、3分の1は市へ売却するという方針を示されていた。市は850戸の宿舎建設で市民税などの歳入増加が年間約2億6千万円に上ると見込み、一時は受け入れる姿勢だった。しかし、凍結後は財政への重い負担を懸念し、全公園用地の無償貸与を求める方針を決めた。
市は4月、党衆院議員を通じ、「公務員宿舎のあり方の検討結果を早期に示すこと」と全公園用地の無償貸与を求める要望書を当時の小沢一郎・党幹事長に提出。「政治主導」の名の下、陳情が幹事長室経由に限定されたためだ。財務省幹部にも要請した。
宿舎建設に反対する市民団体「朝霞基地跡地の自然を守る会」(大野良夫会長)は、地元自治体の負担軽減を事業仕分け以前から求めていた。党参院議員を通じて5月、緑地の保全と負担軽減を小沢氏に要望した。
ところが今月初めに突然、首相が交代。市によると、行政刷新会議は1月、関係省庁で宿舎全体のあり方を討議して7月をめどに結論を出すという方針を示していた。しかし、討議が始まったという情報は伝わって来ないという。
市幹部は「民主党政権が新成長戦略で国有財産の活用を重視しているため、省庁が動けないようだ」と語る。
菅直人首相が財務相だった5月、財務省は国有財産の有効活用に関する公聴会を開いた。未利用国有地について、有識者からは「介護や福祉のための貸し付けに活用」「ベンチャー系などの拠点として整備」などと、産業育成につなげる意見が多かった。
見通しが立たないのは、整備計画だけではない。宿舎以外の用地の一部の土壌から、基準値を超える鉛や六価クロムが検出されているが、こうした汚染物質を除去する費用を、国と市のどちらが負担するかも決まっていない。
小沢氏の後任の枝野幸男幹事長(衆院埼玉5区)は7日、地方からの陳情に関する記者からの質問に対し、「地方の声を吸い上げる仕組みとして、良いところを残し、プロセス(過程)の透明化を進める」と語った。
市は跡地を「まちづくりの中心的な場所」と位置づけている。富岡勝則市長は「民主党は地域主権を掲げているのだから、地方に任せてほしい。地元が活用しやすい方法が、まちづくりに役立つ」と話している。(引用終わり)
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001006290003
建設費から見ると・・・
一件当たり、1235万円のコスト・・
豪華公務員宿舎マンション仕様ですね・・
んーーー・・ふざけるな!!
これってーー全部、税金でしょーーーー!!!
ほんと・・日本は、ギリシャと同じ・・・!!

