都心ミニ・スーパー 複雑化・曖昧化する流通業態!!?? | 東京リーシングと土地活用戦記

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【都心のミニ・スーパーオープンに見る複雑化・曖昧化する流通業態】 

日本チェーンストアー協会による年度ベースのスーパーストアの販売統計では、2008年4月~2009年3月は13兆1703億円と、2003年以降、5年連続の販売減となっている。この様な中、スーパーストア各社間の競争は激化しており、郊外を中心に展開していた食品スーパーが、最近の都心の人口増加と不動産の賃料下落を背景に、都心部への小型スーパー出店を加速させている。

7月2日(木) 10時に、くらしHOW研究所がある麹町の4丁目に『マルエツ・プチ』がオープンした、6月11日(木)に、日本橋に出店した食品スーパー『マルエツ』の都市型小型スーパーの2号店である。マルエツによれば、実験的である為、詳細は公表しないとのことであるが、『取り扱い品目は、3,000 ~4,000アイテム、取扱商品ジャンルとしては、雑誌、惣菜、飲料、酒類と、野菜、肉、魚等の生鮮品、焼きたてパン等でえることでコンビニとの違いを打ち出す。』と日本経済新聞に紹介されていた。尚、価格に関しては、マルエツの通常店なみであり、マルエツのクーポンの利用ができるとのことである。


これは、日本橋ですが。。。


さらに、スーパーストア各社のネットスーパーへの取り組みも加速している。ネットスーパーの市場規模自体は、2008年で227億円(富士経済調べ)で、スーパー全体の0.2%程度であるが、年々、成長を続けており、2009年の見込みでは、対前年25.1%増の284億円規模となるようである。消費不況の中、消費者の選択眼が厳しくなる中、市場の拡大に応じ大手スーパー各社も、ネットスーパーの対応店を増加させている。その中でも、市場を牽引しているのは、イトーヨーカー堂であり、2001年3月にサービスを開始し、2007年に対応店、配達地域を拡大した。2009年2月期には、市場の成長もあって、売上高は約130億円となる見込みとのことである。

 くらしHOW研究所では、2009年6月18日~21日で、リビング新聞のウェブサイト「えるこみ」ユーザーの既婚女性1,625人のネットスーパーの利用と今後の意向を聞いてみたところ、ネットスーパーの利用経験者は、現行3割弱であるが、現在、未経験者の今後の利用意向に関しては、6割の人が今後利用したいと回答している。今後、ますます、ネットスーパーの市場は拡大しそうな気配である。


 今日の日経新聞の記事では、イトーヨーカ堂が、創業の地であり、その一号店である千住店(1946年開業、7/20閉店)を業態変更し、“生活応援型”ディスカウントストア「ザ・プライス」として10店舗目、東京都内では3店舗目となる『ザ・プライス千住店』(東京都足立区)を、2009年7月25日(土)にオープンするとの発表があった。郊外中心の食品スーパーが、都心にコンビニ型の小型スーパーを展開し、大手GMSは、ディスカウントストアを拡充している。また、コンビニの方でも、生鮮品を扱うナチュラルローソンのように、食品スーパーの商材を中心とした店舗を展開している。 

この様に、流通業界においてよく言われる『業態』という概念が、ますます、不明瞭となり、大手流通業では、ホールディングの元、GMS業態、ディスカウントストア業態、コンビニ業態等、複数のブランド業態を展開しており、相互に領空侵犯しているように見える。この各業態間のあいまいさは、とっても、分かりにくく、複雑に感じるのだが、消費者は、お買い物に行ったお店が、一体、何のお店なのか? コンビニなのか? 食品スーパーなのか? ディスカウンターなのか? と混乱しているのではないかと考えてしまう。

各業態店を賢く選択し、上手にお買い物をしているミセスに対し、色々な特徴を持つ店舗を展開し、お買い物支援していくことは必要であるが、それぞれのお店が持つ特徴は、分かりやすく伝えてあげることは必要なことだと思う。くらしHOW研究所としては、複雑化、曖昧化する流通業態展開に対し、ミセスが、どのように感じているのか? その違いを認識しているのか? 等を探って行ってみたいと考えている。 くらしHOW 日時: 2009年07月09日


最近、小型スーパーが、ずいぶんと目立ってきました。

大手のミニスーパーは、地元商店街さんにとって・・脅威ですよね・・