テレビでよく見る軍事評論家の素顔…“駄作な飛行機”に魅了された岡部ださくとは?
“岡部ださく”という人物をご存知でしょうか? 世界中に数ある戦闘機の中でも、最新鋭のハイテク機や名機ではなく、開発に失敗してしまった“残念な飛行機たち”に魅せられて『世界の駄っ作機』シリーズなる書物を発表し続けている作家なんですが…おや、そのお顔にはどこかで見覚えが…? “駄作な”飛行機に魅せられた作家・岡部ださく氏の素顔に迫ります!
岡部ださく氏といえば、世界中の“駄作”とされる飛行機を扱った『世界の駄っ作機』シリーズの著者として、戦闘機ファンの間では知らない人がいないほど著名な作家。同シリーズは現在までに3作品が発表されており、さらに5月19日には第4弾となる『世界の駄っ作機4』が発売されるんです。
『世界の駄っ作機4』(2730円)大日本絵画刊
ところで同氏は“岡部いさく”の本名で、軍事評論家としてフジテレビのニュース番組などに出演されているので、そちらでご存知の方も多いかもしれませんね。今回は作家・岡部ださくとして、駄作機の魅力や、自身の駄作機への想いなどを語っていただきました。
【一生懸命やったんですけど…駄作機のトホホな魅力】
“駄作機”といっても、もともとはその当時の技術や知識を駆使して開発された最新鋭の軍用機で、もちろん極限の機能を持つ頂点を目指して作られたものなんです。しかし、どういうわけかその手前で開発に失敗し、いつの間にやら歴史の闇に埋もれて忘れられていってしまったんですねぇ。「一生懸命やったけど、失敗しちゃいました…」的な哀愁を感じずにはいられません。
【爆弾積むと上昇できない!? 愛すべき駄っ作機たち】
設計ミス、開発遅延、理想に技術力が追いついていない…等々、駄作機が生まれた原因は様々。「銃座の重さでスピードが出ない」ものや、さらには「そもそも飛べない」ものなど、エピソードを聞くだけでも癒されてしまいそうなユニークな駄作機が世界中には沢山あるんです。岡部氏の特に愛する駄っ作機を教えてもらいましょう。
【落書き三昧!? 岡部ださく氏の幼少期】
『世界の駄っ作機』シリーズではイラストも担当している同氏ですが、それもそのはず。なんと父親が漫画家の岡部冬彦氏、姉は漫画家のおかべりか氏、妹はイラストレーターの水玉螢之丞氏という、イラスト/漫画家一家に育ったのだとか。一体どんな幼少期を過ごされたのでしょうか?
【鉄道ヲタから飛行機マニアへ…岡部ださく少年の目覚めとは!?】
戦闘機だけでなく、鉄道やF1マシン、さらにはガンダムやアーマード・コアといったロボットの熱烈なファンとしても知られる岡部氏。そうした乗り物に対する愛情など、自身のフェティシズムについても語ってもらいました!
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世界の駄っ作機(Wikipedia)
世界の駄っ作機(InFamous Airplanes of The World)(せかいのだっさくき)は大日本絵画から出版されている岡部いさく(岡部ださく)の著作物。
モデルグラフィックス誌に連載されていたコラムを単行本化したもので、3巻まで出ている他、特別編として駄作名作関係なくイギリス機全般を取り扱った「蛇の目の花園」がある。内容は開発に失敗して歴史の闇に埋もれていった駄作な飛行機たちについて書かれているもので、ユーモア溢れる筆致で愛情を込めながら斬っているのが特徴である。(ただし、3巻では駄作機ではないXB-70が書かれている)
既存の技術が限界に達した時、あるいは新技術が現れた時に駄作機が生まれやすい。限界を突破するため、あるいは技術を物にするために試行錯誤して名作が生まれては次のステップに進むわけなのだけど、全てのアイデアが成功するわけではないから試行錯誤したまま、抜け出せずに沈没するモノが続出することになる。
設計ミス
条件が厳しい戦闘機や爆撃機はもちろんのこと、普通に作れば何の問題のない水上観測機と飛行艇でも失敗作が続出する。ひどい例になるとブラックバーンF3のように飛べなかったり、「飛行機の形をした何か」と書かれることになる。
目的そのものが間違っている
複座戦闘機としての能力は悪くはなかったが、複座戦闘機というジャンルそのものが間違っていたボールトンポールデファイアントのように、いくら優秀であっても目的そのものが間違っていたら駄作機しか生まれようがない。艦隊触接機のように目的自体が間違っていたケースと離着陸時には複葉で飛行時には下翼を折りたたんで単葉になるというニキーチン/シェフチェンコ IS-1/IS-2のように性能は悪くはなかったが、アイデアが没になったケースがある。
肥大する要求や理想に技術力が追いついていない
その時代では実現できないモノを作ろうとして失敗する場合と、その国やメーカーの技術力が足らないケース。あるいは製作を進めていくうちに要求が過大なものになってしまって本来の目的を忘れてしまったケースがある。
新型機なのに時代遅れ
複葉固定脚のフェアリー ソードフィッシュの後継機なのに同じく複葉固定脚だったアルバコアのように、新型機にも拘らず先代機とさほど性能が変わらない、あるいは周りと比べて著しく能力が落ちる時代錯誤なケースがある。また、諸般の事情から性能よりも信頼性やコストで勝負したケースもあるがこの場合は性能の前に敗北することになっている。
開発遅延
トラブルを解決するのに時間を消費して、その間にライバル機が飛行に成功して良好な成績を収めたのでそちらが採用になった、あるいは戦争が終わってしまい活躍の場を失ったというケースがある。
軍事評論家の岡部ださくさん、北朝鮮のテポドンの解説もした、有名な方ですよね・・
じつは、わたしも、飛行機大好きなんです・・・
書斎では、ゼロ戦とか、空中を舞っています・・・・

