「買わない海外勢と動かない個人投資家」と4月24日に投稿したが、大型連休中に米株が大幅に上昇したことを受けて、7日の日経平均は9300円台に上昇した。「買えていなかった機関投資家などの国内勢が、あわてて買ってきたようだ」(国内証券の関係者)との声が市場では漏れている。
東京市場の参加者が材料視した米株上昇の背景には、日本時間の8日午前6時に発表されるストレステスト(健全性審査)への楽観的な見通しだけでなく、米景気の先行きへの期待感の醸成があるようだ。
「これが大きかった」(外資系証券の関係者)と指摘されているのが、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の発言だ。年内に景気が上向く可能性を指摘し「中銀議長としては異例のリスクを取りに行く発言をした」(邦銀関係者)という見方も、市場で出るほどだった。
「全員参加型の相場上昇」(真壁昭夫・信州大教授)との指摘が出ている足元での株価上昇は、どこまで続くのか。日経平均の当面の上値メドは9500円という声が多いようだが、「白川日銀総裁の指摘した偽りの夜明けである可能性も否定できない」と真壁教授は指摘する。
7日の東京市場では、個人投資家の戻り売りが日経平均の上値を重くしたとの声も出ていた。バーナンキ議長の見通し的中率は、何パーセントぐらいだろうか。
(ロイター)
(株式マーケットアイ〕
<8:30> 寄り前の板状況、大手銀行株が売り優勢
市場関係者によると、寄り前の板状況で、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)、三井住友フィナンシャルグループ(8316.T: 株価, ニュース, レポート)など大手銀行株が売り優勢となっている。トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)やソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)、キヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)など主力輸出株も売り優勢。新日鉄(5401.T: 株価, ニュース, レポート)や日本郵船(9101.T: 株価, ニュース, レポート)も売り優勢となっている。
(東京 8日 ロイター)
偽りの夜明けである可能性!!??
