バフェット氏の「教え」、大切なのは企業の将来像
2008年12月25日
米著名投資家のウォーレン・バフェット氏はフロリダ大学で講演した際、株投資の「教え」として、有望企業が将来どのように変化するかを見極めることが重要で、それがいつになるかは大切ではないと紹介した。25日付で外匯報が伝えた。
バフェット氏はコカ・コーラ株を例に挙げ、企業の株式を買うタイミングをつかむのは難しいと指摘。コカ・コーラが1919年に上場した際の公募価格は40米ドル。その1年後、同社株は砂糖の高騰などが響いて19米ドルにまで下落した。その後も、世界大恐慌、第二次世界大戦などの異常事態が立て続けに起き、投資家が買い入れるのに良いタイミングは訪れなかった。ただもし、上場時の40米ドルでコカ・コーラ株を1株買い、その配当資金で地道に買い増して、現在の保有価値が5000万米ドルにまでに膨れ上がったのならーーそれまでのすべての過程は吹き飛ぶ。
「有望企業の株式を保有していれば、その後にどんなハプニングがあるかということはみじんも心配しない。その会社が将来どのように変化するかをイメージしている」とバフェット氏。
バフェット氏のモットーは自分が得意とする分野に特化すること。これによって90%の企業が投資対象から外れる。そして残った企業から対象を選ぶ際に大切となるのが企業競争における「城壁」の厚さだ。
30年前、コカ・コーラとコダックの城壁はともに厚く、他社がこれを責め崩すことは難しった。ただコダックの城壁は、競合の富士フイルムの猛攻撃に遭い、手薄になった。とりわけ同社が長年独占してきた五輪スポンサーを富士フイルムに開け放したころから、両社の勢力図は均衡に達した印象が強い。
一方でコカ・コーラの城壁は30年前よりもさらに厚くなった。この城壁の変化は日々刻々と変化しているが分かりづらく、10年経ってようやく如実に表れる。
バフェット氏は、城壁を固めつづけ、それを保護し、競合に付け入るすきを見せない企業を投資対象として探す。そしてこうした企業は、単純な商品を生産する企業の中から見出す。たとえばチューインガムメーカー。インターネットの普及が人々のガムの食習慣を変えることはない。10年後も20年後もやはりガムを噛んでいるだろう。10年後の企業がどのようになっているかをイメージできるかが投資の上で大切となる。(ヤフーファイナンス)
ウォーレン・バフェット(Wikipedia)
Warren Buffett
生年: 1930年8月30日(78歳)
アメリカ合衆国
ネブラスカ州オマハ
職業: 投資家、実業家
資産: 620億ドル
配偶者: スーザン(1952年 - 2004年)死別
アストリート(2006年 - 現在)
ウォーレン・バフェット(Warren Edward Buffett、1930年8月30日 -)はアメリカの著名な株式投資家、経営者、慈善家。敬愛を込めて「オマハの賢人」(Oracle of Omaha)とも呼ばれる。[1]。世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの最高経営責任者である。
バフェットは株式投資で成功を収め、フォーブス誌によるアメリカの長者番付フォーブズ400では1986年の5位以来、毎年ベスト10に入り続けている(2008年現在)。[2]世界長者番付ではビル・ゲイツが1994年から13年連続で1位となり[3]、バフェットは2位になることが多かった。バフェットは2007年に前年から資産を100億ドル増加させ、620億ドル(約6兆4360億円)となり初めて1位になった(米国内の長者番付では1993年に1位になったことがある)[4][5]。
バフェットの資産は主に自身がCEOを務めるバークシャーを通じて形成されている。[6]バフェットの生活は質素で、1958年に31,500ドルで購入したオマハの郊外の住宅に今でも住んでいる。バークシャーから年に10万ドルを受け取り、暮らしている[1]。
2006年6月にバフェットは資産の85%にあたる約374億ドルを5つの慈善財団に寄付すると発表した。これはアメリカ史上最大の金額であり、寄付はバークシャーのB株の形で寄付残額の5%ずつ毎年支払われる。寄付のうち約310億ドル(B株1000万株)は友人であり2004年からバークシャーの社外取締役を務める[7][8]ビル・ゲイツのビル&メリンダ・ゲイツ財団に[9]、残りは4つの財団に寄付される。
投資
バフェットの投資に関する考え方はベンジャミン・グレアムの理論をベースとしている。[44]株式が企業の一部であることを意識し、市場に惑わされず、安全余裕率を忘れないことが重要な要素だとしている。その他にフィリップ・フィッシャーの影響も受けている。[45]そして失敗した投資やチャーリー・マンガーの意見によって、バフェットは単に割安な企業よりも数字に表れないものを含めて内在価値が高く、適切な価格以下の企業へ投資するように変化した。
語録
1ドルのものを40セントで買う哲学を学んだ。
リスクとは、自分が何をやっているかよくわからないときに起こるものです。
他人が慎重さを欠いているときほど、自分たちは慎重に事を運ばなければならないということです。
株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けること。これに尽きます。
世論調査なんて考えることの代わりにはなりません。
ルール その1:絶対に損をするな。ルール その2:絶対にルール1を忘れるな。
ビジネスの世界では、いつもフロントガラスよりバックミラーの方がよく見えるものです。
風見鶏を見ているだけでは金持ちにはなれません。
時代遅れになる原則はそもそも原則ではありません。(バリュー投資について)
尊敬できる人のもとで働きなさい。(就職に関するアドバイス)
ウォーレンはカラーテレビのような人です。みなが白黒なのに彼にはカラーに見えるの(妻スーザンがバフェットを評して)
買うのは企業、株ではない
尊敬できる人のもとで働きなさい・・・・
いい言葉ですね・・
