「発想の転換?」
なんと、ラーメンの本場である中国で日式(日本風)のラーメン店を展開?
数年前、上海で日本のラーメン店が営業を始めました。 日本では熊本風とんこつラーメン店を展開しているこの会社「味千ラーメン」。
いまや中国で40店舗以上を数える。いつも盛況な訳は?
ラーメンが主体だがサイドメニューが豊富、一人ボリュームの焼き餃子や鶏の唐揚げなどがある。
一人でも何品か注文できるのが既存のラーメン屋との違い。友人に聞いたら「ラーメンを食べに行くというより、日本食のお店に行くという中国人が多いと思います。」とのこと。
ちなみに「味千ラーメン」は今年3月には香港市場に新規上場しました。
チャイナ フォーカス
苦境の外食チェーンを救う香港の“日本食大ブーム”
「一体、何なんだ? この行列は……」
香港国際空港に降り立った外国人客が、思わず目を見張るものがある。それは、香港や中国でフランチャイズチェーンを展開している日本の「味千ラーメン」だ。
この味千ラーメン、もともとは熊本県発祥のチェーン店で、東京ではそれほど知名度が高くないにもかかわらず、香港では知らない人はいないほどの人気ぶりなのである。同店には「出国する前にもう一度食べておかなくっちゃ」といわんばかりの“食いしん坊香港人”たちが、わんさかと群がっているのだ。
ラーメンといえば、言うまでもなく日本の国民食。だが、そのラーメンを日本人以上に(?)こよなく愛しているかもしれないのが、実は香港人。現在香港では、ラーメンを始め、日本の回転寿司や居酒屋などのチェーン店が、不況を吹き飛ばすほどの快進撃を続けているという。
週に3回は勤務先近くの味千ラーメンに立ち寄るという20代後半のある男性は、満足げにこう語る。
「豚骨スープにニンニクがたっぷり入っていて、がっつり食べたい中国人好みの味なんだよね。ラーメンだけじゃなく、とんかつとか餃子とかのサイドメニューや、ドリンクのメニューも豊富。家族連れやカップルも多い。何度来ても飽きない味なんだよ」
味千ラーメンが香港に進出したのは、12年前の1996年のこと。地元企業と提携して店舗を増やし続け、今では東京23区の2倍の面積しかないという狭い香港で、なんと約28店舗まで事業を拡大している。
同チェーンは中国本土にも進出しており、中国の街でチェーン店を見かけた日本人は、自然に地元に馴染んでいる店舗の様子を見て、「これも日系?」と目を疑うほどに繁盛しているという。
味千ラーメンは、07年は香港・中国合わせて前年比50%も売上高を伸ばした。今年度末までに香港と中国を合わせて290店舗、09年には400店舗まで拡大する計画だ。味千ラーメン広報室長の重光悦枝氏は、「現地の事情に熟知したパートナーと組んだことが成功につながった。香港の雑誌もよく取材に来ますよ」と顔をほころばせる。
香港への外資誘致を促進している政府系機関「インベスト香港」によると、味千ラーメンの快進撃に刺激を受けたためか、「日本の地方ラーメンチェーンも注目しているようです。ここ数年、香港に進出したいという飲食業者からの問い合わせが相次いでいる」という。
国内の過当競争で疲弊し切っている日本のラーメン店が“アジア一の美食の街”香港に熱い視線を送っているのだ。
そもそもラーメンといえば中国が本場だが、出汁にこだわりとバリエーションがあり、たくさんの具材がきれいに器に盛られた“進化したラーメン”は、日本で独自に発展したもの。
香港では、80年代から日本のインスタントラーメンである日清食品の「出前一丁」が発売され、ロングセラーになっていることもあり、「日本のラーメンはおいしい」という認識が隅々にまで広まっている。そこへ日本のラーメン店が上陸したことで、人気に一気に火がついたようだ。
ほかにも、札幌ラーメンの「さんぱち」が2店舗あるほか、個人のラーメン店まで入れると、その数は数え切れないほどだ。
さらに、日本の飲食チェーンで人気なのは「回転寿司」である。日系の「元気寿司」や「峰寿司」などの回転寿司街の店舗がいたるところにあり、いずれもランチやディナータイムには行列ができている。
今年5店舗めをオープンした峰寿司の林昌純社長は、「ローカルの寿司店が多いなか、うちは日本人の寿司職人もいて本格派なのがウリ。握りは2貫1皿で9~45ドル(135円~675円)と日本に比べて安くはないが、こんな不況でもここでは売上げが好調なんですよ」とほくそ笑む。
同社では、まだ中国本土への出店予定はないが「“食の都”香港で通用すれば、太鼓判を押されたようなもの。巨大マーケット中国への着実な足がかりになる」と見て、チャンスを狙っているという。
ラーメンから回転寿司まで連日大行列!
外食チェーンが香港でブームの理由
香港で寿司といえば、昨年1月、東京の築地市場で最高値をつけた“青森県大間産の本マグロ”を最高値の607万円で競り落とし、話題をさらったのが、香港の回転寿司チェーン「板前寿司」のオーナーだった。
香港在住40年の日本人ビジネスマンは、「中国の改革・開放が始まる1979年以前から、香港は中国へのゲートウェイだった。そういう背景もあって、香港には日本食店が多い。意外に思われるかもしれないが、日本食に対する理解やあこがれは相当深いのではないか」と語る。
これまでに香港に進出した牛丼チェーンの「吉野家」や、居酒屋チェーンの「和民」などは、やはり香港で一定期間を経て成功した後、中国に進出している。居酒屋では、ほかにも「うおや一丁」や「笑笑」が進出しているほか、今年はイタリアン・レストランチェーンのサイゼリヤもついに進出を果たした。

このように、日本の外食チェーンが「我先に」と香港へ進出している背景には、昨今の不況でロードサイド(郊外)のファミリーレストランが売り上げ不振に陥ったり、飲食業界の競争がますます激化するなか、「“生き残りの実験台”として香港という小さな市場が選ばれている」ということも考えられるだろう。
このようなトレンドは、実は日本にとって、思わぬ経済効果ももたらしている。金融危機の影響で“超円高”になっているにもかかわらず、日本食のおいしさに目覚めた香港人が、大挙して日本に押し寄せているのだ。観光業界では今、香港からのインバウンドが注目を集めている。
事実、日本政府観光局が今年10月に発表した最新データを見ると、香港からの訪日客は対前年同月比42.4%増の4万5600人と、驚異的な伸びを示している。
それとは対照的に、全訪日客数は対前年同月比▲5.9%と大きく落ち込んでいる。国別では、韓国人の訪日客数が同▲15.2%と各国中最悪、米国人の訪日客数が同▲14.3%となっている有様だ。
このような状況を見れば、香港客の増加は大きなプラスどころか、一地域だけ飛び抜けて多いのが現状なのである。香港の今年1月~10月までの統計を見ても、全47万2000人で前年同期比35.1%増だった。
日本食を求めて大挙来日する香港人
不況に悩む観光産業の“救世主”か
この数字について同観光局では、「香港人の訪日旅行が一般化して来ている。今年4月に香港エクスプレス航空が沖縄と札幌に就航した影響も大きい」と分析している。
燃油サーチャージの高騰に伴い、長距離国への旅行需要が伸び悩んだことも、香港人が身近な日本にますます目を向けた大きな理由の1つとなったようだ。日本の観光業界は、この追い風に乗ろうと、香港の地下鉄駅構内や路面電車で大人気となっている「ハローキティ」の広告を大々的に打ち、需要を喚起したという。
峰寿司の林社長は、驚きを隠さない。
「香港で一定の知名度と評価を得ることができたお陰で、本店のある熊本にも香港からの観光客が増え、わざわざうちの寿司を食べて行ってくれる人も増えた。香港に出店して、まさかこんな効果があったとは」
このように旺盛な旅行熱に沸く香港人に目をつけた日本政府観光局と国土交通省観光庁では、この11月、香港経済貿易代表部や香港政府観光局と組んで、来年を「日本香港観光交流年」にすると発表した。
金融危機に端を発する未曾有の景気後退の影響をもろに受け、年末年始にもかかわらず閑古鳥が鳴く日本の観光地。日本食を求める香港人は、そんな日本の観光業界にとって、「まさに“救世主”とも言える存在に躍り出た」と言えそうだ。
(ジャーナリスト 中島 恵・ダイヤモンドオンライン)
香港の人気寿司チェーン店「板前寿司」が”逆上陸”し、東京・赤坂に日本で初めて出店した。「香港」は今、空前の寿司ブーム。競争に勝つためにも、寿司の本場、日本で本物の”江戸前の味”で勝負し、すべて質が高いネタを使っている。アミューズメント性の高い店で安くて旨くて楽しい、斬新概念新しい寿司ワールドを体験して頂きます。
・ 2004年のオープンから数年で 『香港の寿司王』 の異名を取るほどに成長した人気店。現在、香港に15店舗、マカオに1店舗を構える。今後、中国や東南アジアに進出する計画もり、さらなる展開のための話題づくりもあって、東京赤坂に出店した。
・ 旬の素材を五感で楽しむ。 産地にこだわって仕入れた食材を、お客様のご要望に応えながら、二つとない、美味なる一皿を仕上げていくパフォーマンス。厳選した旬の素材をふんだんに盛り込んだライブ感溢れる日本料理。
・ 手作りにこだわった日替わりメニューや、おすすめの食材を前に、シェフやスタッフとの会話に興じながら料理を選ぶ。そんな食の楽しさを具現化。日によって用意される旬の味覚は様々。それらをポーションを自由に、或いは調理法をリクエストしたりと、バリエーション豊かなメニューからその日の気分で料理を仕立て上げる。食べることの楽しさを実感していただけます。
日本食のお店、とんこつスープが、中国人好みの味なんですねー!!
麻生さん、こんな話、知っていますかね???

