人生の指南書・中国の古典・菜根譚を読む。 | 東京リーシングと土地活用戦記

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ニーチェ・ツァラトゥストラの言葉「神は死んだ、神なんかもう信じるな」「強い風が吹く所に一人で立て!そこは非常に厳しいけれど、人間自分自身が主人公だ!風を受けて孤独になれ!」「真理などない。あるのは解釈だけ」いいねー。スバム読者申請コメント削除します。



人生の指南書・中国の古典・菜根譚を読む

菜根譚(さいこんたん)は、今から、約400年前につくられた中国の古典。前集222条、後集135条からなる中国明代期のものであり、主として前集は人の交わりを説き、後集では自然と閑居の楽しみを説いた書物である。明時代末の人、洪自誠(洪応明)による随筆集。

 菜根譚という書名は、朱熹の撰した「小学」の善行第六の末尾に、「汪信民、嘗(か)って人は常に菜根を咬み得ば、則(すなわ)ち百事做(な)すべし、と言う。胡康侯はこれを聞き、節を撃(う)ちて嘆賞せり」という汪信民の語に基づくとされる。(菜根は堅くて筋が多い。これをかみしめてこそものの真の味わいがわかる。)「恩裡には、由来害を生ず。故に快意の時は、須(すべか)らく早く頭(こうべ)を回(めぐ)らすべし。敗後には、或いは反(かえ)りて功を成す。故に払心の処(ところ)は、便(たやす)くは手を放つこと莫(なか)れ。(前集10)」(失敗や逆境は順境のときにこそ芽生え始める。物事がうまくいっているときこそ、先々の災難や失敗に注意することだ。成功、勝利は逆境から始まるものだ。物事が思い通りにいかないときも決して自分から投げやりになってはならない。) などの人生の指南書ともいえる名言が多い。

 日本では僧侶によって仏典に準ずる扱いも受けてきた。 特に経営者や政治家、文化人に座右の書としている人たちが多く、東急グループの創業者・五島慶太、元首相・田中角栄、小説家・吉川英治、元巨人軍監督・川上哲治など、そうそうたる顔ぶれが愛読者だったと知られています。 菜根譚(さいこんたん)  洪自誠(こうじせい)

1. 道を守って生きれば、一時(いっとき)孤立する。 権力にへつらえば居心地は良いが、その後に永遠の孤独が襲ってくる。 めざめた人は、現世の栄達、物欲に惑わされず、理想に生きる。 一時の孤立を恐れて永遠の孤独を招くな。
2. 万事に如才(じょさい)ないよりは、いくらか間が抜けているほうが、 また、ばかていねいよりは、一本気でぶしつけ、ぶっきらぼうの方が人間として信用できる。
3. 君子の信条、志しは、やましいところがなく、事に当たって人々に広く知らしめることができる。 君子の才能は、奥深く秘めて、人々に容易に知らせることはない。
4. 富貴の人に近づこうとしないのは潔癖ではある。 だが、近づいてもその影響に染まらないのが本当の潔癖というものだ。 世の中の手練手管など知らないほうがよろしい。 しかし、それを知りながらも用いようとしないのが本当の人格者だ。
5. 耳に入るのは耳の痛い言葉ばかり、 することなすこと思うようにいかないという状態の中でこそ、人間は磨かれる。 耳に入るのは甘いお世辞ばかり、何事も思いのままという環境ならば、 知らぬまに猛毒に侵されて一生を台無しにするだろう。
6. 自然には温かい太陽が欠かせない。人々の心にも喜びの心が欠かせない。
7. 暇なときにも気を張った心持ちをし、忙しいさなかにもゆとりを持つ
10. この世に生きているうちは、できるだけ寛容の心で人に接し、不満の心を抱かせないようにしたい。 世を去ったのちにも、できるだけ多くの恩恵を残して、人々に満足の心を持ってもらいたいものだ。
11. せまい道では足をとどめて「お先にどうぞ」、おいしい食べ物は「おひとつどうぞ」
12. くだらぬ欲望を捨て去る事ができれば、人格の向上ができる。 つまらぬ雑事にとらわれなければ、すぐれた人物となることができる。
13. 友として交際するにからには、ひと肌脱ぐ心意気を持たねばならない、 その為には、純真な心を持つ事が必要である。
14. 名誉、利益が得られるときは、できるだけ後ろの方に引っ込んで遠慮せよ。 人の為になる仕事なら尻ごみせずに率先して力を尽くせ。
15. 一歩下がることが、さらに前進するための土台となる。 人のためを考えることが自分に利益をもたらす基礎となる。
16. 天下に鳴り響くほどの功績を立てても、それを鼻にかければ何の値打ちもなくなってしまう。 天の神の怒りを買うほどの罪を犯しても、心からそれを反省すれば、罪は残らず消え去ってしまう。
17. 功績や名声は独り占めにするものではない。失敗や汚名をすべて他人にかぶせてはならぬ。
43. 古人の善行や名言を、自分の欲望を遂げるヒントにしたり、 よからぬ行為を合理化する口実にする。 44. 能力のある者は忙しく追い回されるが、 陰で日の当たらない大勢の人たちからの怨みを買っている。 特別とりえのない者は気楽なもので、置かれた条件に甘んじて、 誰からも怨まれたり羨まれたりすることなく、一生を終えることができる。
45. すべての人の心の底には、必ず真の文章、すなわち生まれながらの理性が備わっている。
ほか  


 別の訳者で、四冊持っています。  

中国などの、古典は、少し経って、読みか返すたびに、

また、新しい気持ちにさせてくれます。

迷うことが多い最近の世相・・

とてもわかりやすい文章で書かれています。

多くの方におすすめしたいですね。