【シカゴ=長戸雅子】「オバマ氏を誇りに、シカゴを誇りに思う」
米大統領選で同国史上初の黒人大統領として当選を果たした民主党候補、バラク・オバマ上院議員が報告集会を開く地元イリノイ州シカゴ市内の公園グラントパークは怒(ど)涛(とう)のような歓声と拍手に包まれ、地元シカゴだけでなく全米から集まった支持者は歴史の現場に居合わせた感動に酔いしれた。
夜の報告集会に参加できたのはオバマ陣営がチケットを用意した約7万人だけだったが、会場周辺を含め、市中心部には米国史に残る集会の雰囲気を味わおうと100万人近い支持者らが集まったもよう。会場内では涙を流しながら支持者らが抱き合い、携帯電話で「すごいことが米国に起きたのよ」と報告する光景が見られた。
2人の息子とともに激戦州を手分けしてオバマ氏への支持を呼びかける活動を前日まで行っていたというシカゴ在住の白人女性、マリー・エレンさん(53)は「これで変革と希望、米国の理想に基づいた信頼が帰ってくる」と興奮気味に語った。
トークショーの司会役や女優として米国で絶大な人気を誇るオプラ・ウィンフリーさんも、会場に駆けつけた。ウィンフリーさんは米国初の黒人大統領誕生を前に、「不可能なことは何もない。今回の選挙では本当に多くの人が投票所に列を作った。すでに団結は示された」と興奮気味に語り、「これが民主主義」と繰り返した。
オバマ氏を非常勤講師としてシカゴ大に招聘(しょうへい)した1人であるダグラス・ベアード同大教授は開票前の産経新聞の取材に「『成功する可能性の低い政治の道でなく、教授になる道を選んだほうが良いのでは』とかつてアドバイスしたことが恥ずかしい」と勝利を確信していると述べた。ベアード教授は「彼はシカゴ大講師時代、人種など意見の分かれる問題をさまざまな背景と思想をもった学生たちに教えてきた。多様な意見を持つ学生たちだったが、オバマ氏は『優れた教師』という見解では一致していた」とも語った。
すばらしい圧倒的な勝利、おめでとう!!!!
米国民の強い思いが、よく現れた選挙だと感じました。
人種、宗教、思想、偏見などの枠にとらわれない、
新しいタイプのリーダーの出現です!!!

