8月20日の東京株式市場は日経平均株価が大幅反発!! | 東京リーシングと土地活用戦記

東京リーシングと土地活用戦記

ニーチェ・ツァラトゥストラの言葉「神は死んだ、神なんかもう信じるな」「強い風が吹く所に一人で立て!そこは非常に厳しいけれど、人間自分自身が主人公だ!風を受けて孤独になれ!」「真理などない。あるのは解釈だけ」いいねー。スバム読者申請コメント削除します。





 8月20日の東京株式市場は日経平均株価が大幅反発いたしました。
先週末の米NY株式市場は反発。DOWは+233ドルの13079ドル、NASDAQ総合指
数は+53.96ポイントの2505.03ポイントとなりました。

 シカゴ平均株価先物は大証終値+535円の15,835円。寄り付き前の外資系
証券13社経由の注文状況は、売り3650万株、買い2790万株、差し引き860万
株の売り越し観測(金額ベースでは小幅の買い越し)でした。

 東京株式市場は米株式市場の反発の流れを引き継ぎ大幅高。日経平均株
価は始値15,477円と前日終値15,273円から204円高くスタート。幅広い銘柄
が買われ、ザラ場では+667円の15,940円まで上昇する場面がありました。

引けは+458円の15,732円で本日の売買を終了しております。

 東証1部の騰落数は、値上がり1,316銘柄に対し、値下がりは347銘柄、
変わらずは60銘柄。東証1部の売買代金は3兆1511億円、売買高は22億4496
万株となっております。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ※日経平均+458円の15,732円と大幅反発。鉄鋼・非鉄金属株など一斉反発。※
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■□ 主力株・1部2部銘柄などの動き □■

 週明け月曜日、本日の東京株式市場は反発いたしました。先週の暴落から
週を変え基調に変化が見られるか注目された本日の動きですが米NY株高を好
感。朝方から買い気配でスタートし反発いたしました。

 個別では、新日本製鐵(5401)を始め、住友金属工業(5405)、住友金属工業
(5405)など鉄鋼株や、住友金属鉱山(5713)、三菱マテリアル(5711)、東邦亜
鉛(5707)など非鉄金属株、日本冶金工業(5480)、日本金属工業(5479)などス
テンレス関連株が反発上昇。
 伊藤忠商事(8001)、住友商事(8053)、三菱商事(8058)など商社株や、トヨ
タ自動車(7203)、ホンダ(7267)、日産自動車(7201)など自動車株も上昇。飯
野海運(9119)、乾汽船(9113)、川崎汽船(9107)、太平洋海運(9123)など海運
株も買われております。

 目立った銘柄では、MUTOHホールディングス(7999)を始め、タムロン
(7740)、宮越商事(6766)、JUKI(6440)、東洋炭素(5310)がストップ高ま
で買われた他、コープケミカル(4003)、アサヒプリテック(5855)、三井海洋
開発(6269)、ダイセキ(9793)なども幅のある上昇を演じております。
 反面、グッドウィル・グループ(4723)、フルキャスト(4848)アイロムホー
ルディングス(2372)、エックスネット(4762)、テイクアンドギヴ・ニーズ(4
331)などが大きく売られております。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ※タムロン(7740)、JUKI(6440)、東洋炭素(5310)がストップ高に。※
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



 ■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

 本日の日経平均株価は+458円の15,732円と反発。上げ幅は今年最大、4日
ぶりの大幅反発です。先週末の米NY株式市場はFRBが公定歩合を0.5%引
き下げ年5.75%に決定、実施されたことが好感され大幅反発に転じました。

 シカゴ平均株価先物も大証終値+535円の15,835円と高く買われ、寄り付
き前の外資系証券13社経由の注文状況が、金額ベースで小幅ですが買い越し
観測となったことも好感。買い優勢で取引を開始いたしました。

 日経平均株価は+204円の15,477円で寄り付き、+458円の15,732円引け。
ザラ場では+667円の15,940円まで買われましたが少し上げ幅を縮小し引け
ております。為替相場がひとまず円高一服商状となったことも買い安心感を
与える形となっております。

 中期基調は下向きを継続。短期基調は下向きから上向きに転換いたしまし
た。日経平均株価のサイコロは●●○○○●○○●●●○で「6勝6敗」。
25日移動平均線は17,150円と下向き継続。日足は上ヒゲを持つ陽線を形成、
はらみ線。

 7月17日の18,269円から先週金曜日安値の15,262円までワントレンドで3,0
07円幅の下落。率にして16.46%の下落を演じた日経平均株価ですが、本日
反発し下げ一服となりました。市場では単なるリバウンドに過ぎないとの見
方が圧倒的となっており、この反発がトレンドを転換させる動きには至らな
いとの見方が優勢です。


 しかし、25日移動平均線との乖離や各種テクニカル指標を見ると大底圏か
らの反発となっており、反発した位置で安易に売りを仕掛けるのも注意が必
要といえます。今週前半は上下に揺れ落ち着きを取り戻す時間。反発はそれ
からか。

「マエストロ」の株式デイリーコメント
  http://www.maestro-stock.com/    

 これで一息、安心でしょうか????