こうなる2007年日本経済の展望 | 東京リーシングと土地活用戦記

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ニーチェ・ツァラトゥストラの言葉「神は死んだ、神なんかもう信じるな」「強い風が吹く所に一人で立て!そこは非常に厳しいけれど、人間自分自身が主人公だ!風を受けて孤独になれ!」「真理などない。あるのは解釈だけ」いいねー。スバム読者申請コメント削除します。


タマセンターの京王プラザホテルで日野法人会の賀詞交歓会があり出席した。テレビでもおなじみの日銀出身、経済アナリスト森永卓郎氏の講演があり、こうなる2007年日本経済の展望という演題ではなしがありました。2007年日本経済は①阿部内閣の今後②消費の停滞③アメリカの今後の要素で推移していくと言う。①阿部内閣の今後について、いろいろな問題が出ているが阿部首相をやめさせよと言う声が出てこない。ルックスで阿部氏がよい、行政能力がある。②消費の悪化、2006年度消費前年割れ、過去五年間、GDP14兆円倍増、サラリーマン5兆円減収。企業株配当2.5倍、大企業役員報酬83パーセントアップ。現在、四世帯の内、一世帯貯金ゼロ。阿部総理の新自由主義①競争社会、弱肉強食をめざす②格差社会③庶民放置。竹中平蔵氏、弱肉強食の世の中をつくる。日本をデフレにすればよい。現在、日本の労働環境の変化、年収300万円時代、非正社員年収110万円、32パーセントもいる。2005年度23.8パーセント貯金なし。このままでは、日本は壊れてしまう。30歳の男性非婚率49パーセント。小泉構造改革で弱肉強食が進行。お金がないと結婚できない。③アメリカの今後、ドルの暴落の懸念。現在、毎年100兆円の赤字。日本と中国が支えていたが資金は底をついたので、郵政民営化ての700兆円をもっていく。2001.9.11テロからの米国株価暴落。401Kアメリカ私的年金、ハゲタカ証券・ゴールドマン、リーマン。不良債権処理。金融再生プログラム、マネタリーベースの推移、日経平均株価と連動、米国の現在の不動産バブルは頂点。今後、暴落し資金が日本にくる。とても興味ぶかい内容でした。
森永 卓郎氏(もりなが・たくろう)【略歴】1957年東京都生まれ。東京大学経済学部卒。日本専売公社、日本経済研究センター(出向)、経済企画庁総合計画局(出向)、三井情報開発総合研究所を経て、91年から㈱三和総合研究所(現:UFJ総合研究所)にて主席研究員、現在は客員主席研究員。獨協大学特任教授。テレビ朝日「ニュースステーション」コメンテーターのほか、テレビ、雑誌などで活躍。専門分野はマクロ経済学、計量経済学、労働経済、教育計画。そのほかに金融、恋愛、オタク系グッズなど、多くの分野で論評を展開している。日本人のラテン化が年来の主張。【ホームページ】http://www.rivo.mediatti.net/~morinaga/takuro.html