ちーちゃんは、なんでも私の真似をしたがり

お風呂にも一緒に入りたがる。

 

見えないけど、身体も洗ってあげる。

 

手にボディソープをつけて、私の前にきてもらって、

ここら辺かなぁと洗ってあげるのだ。

 

髪の毛を洗う時は、私が美容院で髪を洗ってもらうように

膝の上に寝そべって仰向けになり、シャンプーする。

 

「かゆいところはないですか-?」と聞いてあげる。

「う~んと、ここかゆい」というので、洗ってあげて

「他にはないですかー?」

「うん、ないです」

 

  ※ちなみに私は関東の人間なので、かゆい所はとくべつ言わない^^

 

「では、シャワーしますね~。

  おメメつぶってください~。」

 

「次はリンスしますねー。」

「ほら、髪の毛がサラサラになりましたよー^^」

 

ちょっと、はにかみながら、嬉しそうなちーちゃん。

 

お風呂から出た時には、

「パパ~、お風呂からでたよー。」とパパに言い

多分、身体を拭いてもらって、服を着せてもらっている。

 

毎回はしないが、どこかホテル等泊まった時にするのだ。

 

 

我が家には、最初父が亡くなって、父が我が家にきた。

いろいろ事情あり、その後、ちーちゃんがきた。

そして、その後、ともちゃんがきて、リーちゃんが来た。

 ※詳しいことは後程。。

 

 

ともちゃんは、我が家に来たばかりの頃は、本当に小さい赤ちゃん。

ミルクを飲んでは、一日中お寝んねしてた。

 

ある時、出掛けてホテルに泊まった。

 

ともちゃんは、少しづつ育って、ホテルに泊まった時には

ハイハイができるぐらいになっていた。

 

夕食後、お風呂に入る時、

ともちゃんは食後だったので、おねんねしてて

そのままベッドに寝かせ、パパにお願いして

ちーちゃんと私はお風呂に行った。

 

ぐっすり眠っているようで、今のうちに。。そぉ~と。。

 

 

いつもように、ちーちゃんの身体を洗ってあげていると、、、

 

『ば~ぶ~。。』と、ともちゃんの声が聞こえた気がした。

 

振り返った、ちーちゃんが驚きの声を上げた。

 

 

「ともちゃんが湯船の上を歩いてる!!!」

 

と指さした。


指さした方を見ると、湯船があり、その湯船の上をハイハイしながら、

こちらに向かってやってきたのだ。

 

温泉のお風呂だから、湯船はまぁ大きかった。

 

その湯船の上を一生懸命、ハイハイして来てくれた。

 

「ごめんね。ともちゃん。おメメがさめたら

  ちーちゃんもいなかったので、こっちにきたのね。

探してくれたのね。 ありがとうね。

置いてってごめんね。

不安になっちゃうよね。ごめんね。」

 

抱きしめてあげた。

 

その後、一緒にお風呂に入り、一緒におねんねした。

もう置いていかないからね。

ごめんね。

 

 

 

その話を、帰ってから主人に伝えた。

 

そしたら、「イエス様が海の上を歩く」みたいだなぁと言い

驚いていた。

 

ともちゃんは、水子で亡くなった主人の兄にあたる。

 

赤ちゃんで亡くなったから、

きっと、〝お風呂は入るもの”という概念がないんだね。

 

だから、水の上を歩けたんだね。

 

 

「イエス様が海の上を歩く」って

      なんか、信じられる気がした。