先日、SRAM(スラム)のニューコンポ
「RED eTAP AXS 12speed」を見てきました。
「リムブレーキ仕様」と「ディスクブレーキ仕様」が発売されます。
「eTAP」=「無線変速」のみとなります。
11スピードの「RED eTAP」から何が変わったのか、
「12スピード」になってギア数が1枚増えたことに伴い、
「ギアレンジがワイドになった」ことが一番大きいです。
ここで「宣伝」です。
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スマホから、シマノの「シンクロ&セミシンクロシフトモード」と同じようなシフトセッティングも可能となりました。
幅が薄くなった「12s専用チェーン」を使用します。
「PARKTOOL」からチェーン切り工具が発売されます。
「eTAP AXS 12speed」専用のクランクセットです。
カーボンクランク右&左、ギア部の3ピース構造です。
アウターxインナーギアは鍛造削り出し(多分)の一体成型品で精度はかなり良かったです。
グラベル&シクロクロス用のシングルとTT&トライアスロン用のエアロシングルもあります。
それぞれ、パワーメーター付きも用意されています。
軸径28.99の新規格クランク専用の「DUB BB」です。ほぼ全てのフレーム規格に対応しています。
ITAのみ対応しませんが後日発売される「GXP仕様クランク」を使うことでピナレロユーザーも「eTAP AXS 12speed」は使用可能です。
TOPから11枚目まで一体成型される「eTAP AXS 12speed カセットスプロケット」です。
「12スピードカセットスプロケット」は「XDR規格」のフリーボディーに対応します。
順次、各メーカーからホイールや対応フリーボディーが発売されるようです。
レバーは11speedのeTapに比べ変速ボタンの「カチッと感」が増した印象でした。
1年間ほどは「レバーの単体販売」は無く、コンポセット販売のみとなるようです。
フロントギアの歯数差が13Tになったことで変速性能が良くなったフロンドディレラー。
「700x42cタイヤ」までクリアランスが確保されています。
最大33Tまで対応するリアディレーラーは「ミドルゲージ」になっています。
液体のシリコンフルードを封入することでダンパー効果を発揮させ、チェーン暴れを防いでいます。
尚、分解不可なので「ビッグプーリー」は取り付け出来ません。
リム&ディスクそれぞれのキャリパーのみ従来品からの継続(色違い)です。
ディスクローターは放熱性能が向上している新型です。
ディスクブレーキ仕様のセットには標準で6ボルトローターが付属しています。
センターロックローターは別途購入が必要です。
無線変速の「eTAP」は変速ワイヤーやコードが必要ないので
ハンドル部のワイヤーの取り回しがスッキリしますし、
リムブレーキ仕様は特にセッティングが異常に簡単です。
ワイドレンジになった「RED eTAP AXS 12speed」は使い勝手がとても良いと思います。
只、
11speedとブレーキ以外全く互換性がない、
「RED eTAP AXS 12speed」にはクランクなど全て専用品が必要で、
BBとブレーキ抜きでも総額で
最低税込44万円もかかります。
個人的な意見ですが、
「購入に踏み切る」のは、
4月に発売される予定の
「FORCE eTAP AXS 12speed」との価格差&性能差を比べてからでも
良いような気もします。
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