先日、PINARELLO(ピナレロ)2019年モデルの新型「PRINCE アルテグラ」を納車しました。
(記事が長めです。)
2019 PINARELLO PRINCE ULTEGRA 完成車
税込定価¥469,800
只、この価格はノーマル仕様です。
(上記仕様にするとプラス数十万となります。)
サイズは46.5sl、カラーは「715/CARBON RED」です。
ご近所のお客様に買っていただいたのですが、
冬のスポーツを長年されていて、そのトレーニングの一環として夏場にロードバイクを乗られています。
トレーニング方法は「外周10kmの湖を3周回タイムトライアル」というもので、
今までのバイクは「CAAD10+WH-R9100-C24-CL」の組み合わせで、
トレーニング仲間のバイクが年々進化する中、
このままで勝負できるのか?!
と、
ご相談を受けました。
エアロ・ロードをご提案したところ、
「高剛性なバイクは苦手」ということでしたので、
「程よい剛性感」と「しなやかさ」を併せ持つカーボン素材「T700」
が丁度良いのではないかと考えて、
新型「PRINCE」(ノーマル)をオススメしました。
2019モデルの「新型PRINCE」を組み立てていて改めて気付いたのですが、
前作の「GAN シリーズ」と比べると、
・GANシリーズに比べ10%空気抵抗を軽減できる「ForkFlap」
・気流の流れ良くすることでエアロ効果を高める「Wheel Shaped Downtube」
・気流の流れからリアブレーキを隠すことができる「Airflow Hidden Rim Brake」
・曲がりが大きくなった「Seatstay」
等、フレーム形状が大きく異なっているのです。
また、
「DOGMA F10」譲りの
ボトルをダウンチューブに設置することを前提にエアロ効果を計算された「Concave Downtube」や、
シェイプされた「シートクランプ周り」等、
「エアロダイナミクス」にとても効果があるような形状をしていることから、
この新型「PRINCE」は
「最新エアロ・ロードバイク」であることが伺い知れます。
ホイールは「Rolf prima VIGOR」でチューブレスタイヤ仕様です。
(平坦な周回コースを走るのであれば「WH-R9100-C24-CL」や「RACING ZERO WO」よりこの組み合わせがベストなはず!)
実はこのバイクの原型は「R7000 105 仕様」だったのですが、
将来的なこと(ぺダリングモニター&ビッグプーリー装着)を考えて「R8000 アルテグラ 仕様」に変更しました。
パーツは差額交換しています。
なので、
クランク長は165mm、カセットは11-30T
と、カタログに掲載される完成車にはない「特別仕様」です。
駆動系は軽くスムーズに回ることをお客様がご希望でされたので、
BBはピナレロバイクお馴染みの「SUGINO MB-608 IDS24 スーパーセラミック BBカップ(ITA)」にしました。
ディレーラーハンガー取り付け部の形状(裏)が変更になったせいか、ボルトは締まってましたが、念のため「緩み止め」を塗布。
シフトワイヤーはいつもの「フルライナー仕様」。
軽量ハンドル「FSA X-Light Compact」(元のバイクから移植)と、
「フィジーク VERSUS EVO ANTARES R1 Carbon Large」サドルの軽さが効いているとはいえ、
ペダルレスの完成車重量「7.2kg」は
かなり良い感じに仕上がりました。
これなら勝負できるはず!
(トライアスロンのお客様達に、このバイク仕様でオススメできそうだ!?)
「2019 PINARELLO PRINCE 105 完成車」の詳細ページはこちら
https://www.cozybicycle.com/jouhou/roadbike/pinarello2019/prince105.html
「2019 PINARELLO PRINCE ULTEGRA 完成車」の詳細ページはこちら
https://www.cozybicycle.com/jouhou/roadbike/pinarello2019/princeultegra.html
「2019 PINARELLO PRINCE ULTEGRA Di2 完成車」の詳細ページはこちら
https://www.cozybicycle.com/jouhou/roadbike/pinarello2019/princeultegradi2.html