PINARELLO PRINCE FX

PINARELLO（ピナレロ）の2019年モデルが公開されました。

中でも注目モデルは、

新しくなった「PRINCE」シリーズで、

その最上位機種が「PRINCE FX」（プリンスエフエックス）です。

「GAN RS」の後継モデルという位置付けです。

モデル名がブランド名を超えた存在とも言える名車「PRINCE」が5世代目へとフルモデルチェンジです。

革新的な「DOGMA F8」や「DOGMA F10」からのフィードバックで

「空気抵抗を減らしエネルギーの無駄を無くし」

さらに全てのサイクリストに

「他に類を見ないハンドリングと乗り心地の良さを持ったピナレロバイクの楽しさを提案したい」

という目的で新型プリンスは開発されました。

「PRINCE FX」のカラーラインナップです。

2019 PINARELLO PRINCE FX 712/GRADIENT FLUORITE（グラディエントフロオライト）カラー

2019 PINARELLO PRINCE FX 711/GRADIENT VULCANO（グラディエントヴルカーノ）カラー

2019 PINARELLO PRINCE FX 714/RED WHITE（レッドホワイト）カラー

2019 PINARELLO PRINCE FX 747/BOB METAL（メタルボブ）カラー

以上の4色です。

新設計されたPRINCE FX フレーム各部の説明です。

「PRINCE FX」のフレーム素材は「ハイレングス T-900 3K カーボン」

フレーム単体重量は940g（53サイズ）

東レのカーボン仕様図

「DOGMA F10」にも採用されている「Fork Flap」が「PRINCE FX」にもフィードバック。

前作「GAN」に比べ、フォークまわりのエアロ効率が10%上がるそうです。

「DOGMA F10」にも採用される「Concave Downtube」は、ボトルをダウンチューブに設置することを前提にエアロ効果を計算されたデザインです。

シマノ Di2のジャンクションAと充電ポート「elink」がダウンチューブに設置されています。

「PRINCE FX」と「GAN」、ダウンチューブの形状の違いです。

UCIの3:1規定撤廃に伴い「PRINCE FX」で初めて採用された「Wheel Shaped Downtube」は気流の流れ良くすることでエアロ効果を高めます。（フロントタイヤに沿わせるデザインのダウンチューブは「某C社」のフルモデルチェンジするエアロ・ロードにも採用されるので今後流行るのかも。）