先日、納車させていただいた、
「2015 CANNONDALE SUPERSIX EVO HI-MOD ULTEGRA Di2 仕様」です。
「??」と気づかれた人はきっと「キャノンデールマニア」です。
そう、写真の「2015 CANNONDALE SUPERSIX EVO HI-MOD Frame」は、
本来、機械(ワイヤー)式フレームです。
お客様のご希望で「Di2の電動コード内装式」に改造してあります。
と言っても私がドリルでゴリゴリやった訳ではなく、
「CARBON DRY JAPAN」さんに「Di2の穴あけ加工」を依頼しました。
「CARBON DRY JAPAN」さんは音波でカーボンの損傷や亀裂を診断するサービスを行っています。
各カーボンチューブ厚みを音波ではかり、
強度が最もある適正な箇所を探しあてる「穴あけ加工」も行ってくれます。
加工費は1台分で約3万円、納期は約2週間ぐらいです。
メールと電話でどこに開けるのが良いのか診断結果を踏まえてながら打ち合わせをして、
(市販の「SUPERSIX EVO HI-MOD Di2 フレーム」と同じような箇所やけど)
チェーンステイはカーボン板で補強の上で「穴あけ加工」が、
何か「カスタムバイク」っぽいでしょう!!
「ワイヤー&電動兼用フレーム」の誕生です。
この仕様で乗っている人はまずいないはず!
ちなみに今回はオーナーが実業団レースもガンガン出られるということだったので、
メンテナンス性を考えて、
BBは「FSA BB-PF6000」の樹脂カップに、
アルミ製の「FSA EE085 BB30アダプター」をはめて、
シマノクランクを使用しています。
重量は重いけど、回転は意外と良いし、フレームにダメージは少ないので、
今のところ、この組み合わせが一番安心感あります。
キャノンデールのフレームは「FSA」規格でBBを「あけている」そうですからね。
これで何かあればボクノニンジャアリマセ~ン!
メーカーへの責任転嫁?
嘘です。
自分で組んだバイクは責任とります。
次ぎに「TRIPEAK」という手もあるけどBB外すのが毎回大変やからな~。