前のアルテグラのブレーキキャリパー「BR-6700」を取り付けています。
最近の「BR-6800」や「BR-5800」は改良されて問題がないようですが、
ある時期の「BR-6700」や「BR-5700」は肩にあるセンター調整ボルトの「緩み止め」が甘く、アーレンキーのボールポイント側で軽く回せるぐらい緩く、何度か使っていると、
このように、緩んでボルトの頭が飛び出してきます。
緩んでいることに気が付かずボルトの緩みを締めないでキャリパーを手でセンターに戻してしまうと、ブレーキシューの左右の高さが大きくズレて、最悪の場合ブレーキシューにタイヤが当たり「バースト」する可能性もあるので、
その場合、一旦「センター調整ボルト」を外し、緩み止めを再塗布します。
緩み止めに使うのは「LOCTITE 242」です。
色々試した結果「222」では効果がないようで、「242」だと確実に止まります。
「LOCTITE 242」を塗布したセンター調整ボルトを「BR-6700」に戻します。
少しの間、動かさなければ緩まなくなります。
「BR-6700」ブレーキキャリパーの取り付けは完了です。
今乗られているバイクのセンター調整ボルトがよく緩むという人は、これで解決するはずです。
肝心のブレーキの「かたぎき調整」はブレーキキャリパーを手で動かして調整して下さい。