フランスの老舗カーボンロードバイクメーカー「LOOK」(ルック)から2015年モデルとしてフルカーボンロードフレームセット「795 AEROLIGHT」と「795 LIGHT」が発売されます。
「795 AEROLIGHT」フレームセットのプロチームカラー
「795 AEROLIGHT」フレームセットのカーボンレッドカラー
・「795 AEROLIGHT」はフロントブレーキが「695 AEROLIGHT」と同じくフォーク内臓式のVブレーキで、リアはBB下に付けるダイレクトマウントブレーキ。
予定価格/ 79万9800円(プロチーム)、74万9800円(ホワイト、フロ ーリフレクト、カーボンレッド)
「795 LIGHT」フレームセットのホワイトカラー
・「795 LIGHT」は「695 LIGHT」と同じくノーマルブレーキキャリパーを使います。
予定価格/ 69万9800円(プロチーム)、64万9800円(ホワイト、フローリフレクト、カーボンレッド)
「795」はエアロダイナミクスデザインを取り入れています。各チューブが「翼断面」構造です。ロードバイク各社は最近「翼断面」の後部をカットした「カムテール」断面を多くのフレームに取り入れられていますが、LOOKはルックで考えがあるのでしょう。
「795」のダウンチューブは「翼断面」なので薄くて尖っています。
「翼断面」はダウンチューブ・シートチューブ・シートステイに取り入れられています。
「675」と同じく「795」も専用ステムを使って直線的なトップチューブデザインです。いかにもエアロ効果がありそうです。
トップチューブにはシマノのDi2電動シフト用の「ジャンクションA」を収納できます。
「675」とは異なり「795」のステムは角度が変えられて高さ変更が可能な「アジャスタブル式」です。
「エアロハンドル」は付属?
「E-POST」は「モノリンクレール式」になりました。セライタリア以外にも「MONOLINK」サドルは発売されていますし、アダプターを使えばノーマルレールのサドルも使えるそうです。
「795 AEROLIGHT」のリアブレーキはシマノの「ダイレクトマウント式」です。
ワイヤー類の取り回しはステム下のガイドに沿ってフレーム内部にワイヤー類を導くようです。
Di2用のコードでしたらこの角度は許されても、硬めのライナー管を通すのでしょうけど「ワイヤー式」でこの角度はかなり厳しい?
トップチューブに「Di2ジャンクションA」を内臓できること等を見ると、「795にはワイヤー式のメカニカルシフトを使うな」ということでしょうか。
定価はかなり高額な「795 AEROLIGHT」と「795 LIGHT」ですが、専用の「クランク」と「ステム」と「ポスト」は付属しているので、他のフラッグシップハイエンドモデルに比べると、10万円ぐらいは定価を低く見てもらうのが良いかと思います。
それでも高過ぎ!?