ロードバイクのフレームから組む場合のおおよその目安となるコンポの価格表をWEBサイトに作っているのですが、機械式コンポの次に、電動Di2が発売され、今やロードバイクも「ディスクブレーキ」は完全に選択肢の中に入っています。
ロードバイクのフレームセットは必ずディスクブレーキ仕様が発売されるようになっているので、もう避けては通れません。
シマノのロード用ディスクブレーキを簡単にまとめてみました。
結局、ロードバイクのディスクブレーキは大きく分けると3種類になります。
1. 通常のワイヤー式の変速機で、メカニカル(機械式)ワイヤーディスクブレーキを通常のデュアルコントロールレバーで使用する場合。
左からレバーは105の「ST-5800」、ディスクブレーキキャリパーはワイヤーで引くメカニカル(機械式)の「BR-R517」、ディスクローターは140mm径のセンターロック式の「SM-RT99」の組み合わせ。
通常のレバーでしたら、「Dura Ace」、「ULTEGRA」、「105」、「TIAGRA」、「SORA」、「CLARIS」と何でも使えます。
105仕様で組むとコンポ価格はBBなしで約¥75,000ぐらいです。
2. 通常のワイヤー式の変速機で、オイル入りの油圧ディスクを使用する場合。
左からレバーは「ST-RS685」、ディスクブレーキキャリパーはオイルラインの油圧ディスク「BR-RS785」、ディスクローターは140mm径のセンターロック式の「SM-RT99」の組み合わせ。
「ST-RS685」が11スピードのシフターですから通常のワイヤー式変速機で「Dura Ace」、「ULTEGRA」、「105」の11スピードコンポでしたら使用できます。
アルテグラ仕様で組むとコンポ価格はBBなしで約¥129,000ぐらいです。
3. 電動Di2シフトの変速機で、オイル入りの油圧ディスクを使用する場合。
左からレバーは「ST-R785」、ディスクブレーキキャリパーはオイルラインの油圧ディスク「BR-R785」、ディスクローターは140mm径のセンターロック式の「SM-RT99」の組み合わせ。
「ST-R785」は11スピードの電動Di2専用シフターですから電動コンポ「Dura Ace Di2」と「ULTEGRA Di2」しか使用できません。
アルテグラ仕様で組むとコンポ価格はBBなしで約¥221,,000ぐらいです。
デュラエース仕様で組むとコンポ価格はBBなしで約¥332,,000ぐらいです。
センターロック式のディスクローター「SM-RT99」を使うのであればセンターロック式のホイールを使用する必要があります。またはセンターロック式のハブからホイールを組むかです。
Shimano WH-RX31 Disk Brake Road Wheel
前後ペア重量2008g
税込定価¥30,738
Shimano WH-RX830 Disk Brake Road Wheel
チューブレスタイヤ対応
税込定価¥115,267