ロードバイクに限らず、スポーツ自転車全てに当てはまることです。
皆さん、「フレーム」と「ブレーキ&シフトアウターワイヤー」の擦れを気にしていますか?
特にハンドルを曲げた時にフレームのヘッドチューブサイド部分に一番擦れ跡が付きやすいのです。
これ、何も対処しなければまずクリアー層が剥げ、次に塗装がどんどん削れて傷になります。
この傷を気にしない人は問題ありませんが、この傷は年月が経てば経つほど深くなるので傷は中々取れません。
傷を予防するため、各アウターワイヤーにプロテクターを付けるのですがその代表的なアイテムがシリコン素材の「TUBE TOPS」(チューブトップス)です。
完成車に付属しているブランドは「LOOK」、「KUOTA」、「BIANCHI」、「FELT」、「LOUIS GAREBNEAU」ぐらいですから、その他のブランドに乗られている人はお店に頼むか、自分で取り付ける必要があります。
またチューブトップスには、アウターワイヤーをセットした後でも取り付けが簡単にできる「中割れ式」と、アウターワイヤーをセットする際に通しておく必要がある「貫通式」の2タイプがあります。
「JAGWIRE」(ジャグワイヤー)の中割れ式チューブトップスはアウターワイヤーを通した後からでも取り付けが可能です。
写真の「CHA054」は4個入りで税抜定価¥940
「CHA054」の色違いでブラックカラーの「CHA037」は4個入りで税抜定価¥940
「TIOGA」(タイオガ)の「FRAME PROTECTER」も中割れ式のチューブトップスです。4個入りで税抜定価¥700
中割れ式でカラーが豊富なのは「FAR and NEAR」(ファーアンドネアー)のチューブトップスです。4個入りで税抜定価¥500
中割れ式で他にカラーが豊富なのは「CYCLE PRO」(サイクルプロ)のチューブトップスです。4個入りで税抜定価¥480
自転車用プロテクター「ねじねじ」もワイヤーを通した後から取り付けることができます。2個入りで税抜定価¥438
「チューブトップスの中割れ式」や「ねじねじ」はワイヤーを通した後から簡単に取り付けできるので便利です。しかし「ずれたり」、いつの間にか外れて「なくなって」しまったりすることがあります。
そこで登場するのが「貫通式」のチューブトップスです。
ワイヤー類をフレームにセットする際に通しておく必要があり面倒ですが、ズレは少なく、外れはありませんので、いつでもフレームをアウターワイヤーから守ってくれます。
「JAGWIRE」の「CHA095 Mini Tube Tops」は厚手の貫通式タイプです。アウターをセットする際に通しておく必要があります。少し動きやすい傾向があります。6個入りで税抜定価¥750
「JAGWIRE」の「CHA068 Tube Tops」は収縮性がありズレにくい貫通式タイプです。こちらもアウターをセットする際に通しておく必要があります。4個入りで税抜定価¥800
「CHA068 Tube Tops」の貫通式でズレにくい性質を利用して、フルアウターのリアブレーキワイヤーのズレを防止することができます。アウターが前にズレていくことで後ブレーキが片効きするのを防ぎます。
貫通式で最強なのは「YPK」のチューブトップスです。内径がキツイのでズレがほとんどありません。デザインがシックで目立たなくて良いです。只、ブレーキワイヤー(特にカンパ)に通すのが大変なのです。4個入りで税抜定価¥800
私は個人的に傷が気になってしょうがないので、当店でロードバイクを購入された人(特にカーボンロードバイク)には依頼がなくても勝手に貫通タイプの「チューブトップス」を取り付けています。
ちなみにチューブトップの必要がない人はご注文の際お手数ですが「要らない!」と指示をお願いします。