見事。
「最悪」、そのとおり。
町工場の社長と冴えないOLとチンピラと。
悪いことは重なるもので・・・て、読んでるこっちが言いたくなっちゃう。
文庫の裏表紙には、
「三人の人生が交差した時、運命は加速度をつけて転がり始める…」
なんてかっこいいこと書かれちゃってますが、
まぁ交差しない交差しない。
(個人的な感覚です。。。そう書かれると、いつかいつかと思っちゃうから)
交差するまでの不幸の連鎖の書きっぷりがすごいです。
東野圭吾の「手紙」や「殺人の門」を読んだとき、思わず「すごいなぁ。。。」とつぶやいてしまいましたが、
まさに似た感覚があります。
おもしろいかった!というよりは、すごい!うまい!といいたい。
奥田英朗、伊良部シリーズを一気読みしたことがあって、そういう作風なんだろうなぁと思っていたので、よけいに驚きました。
かる~い、読みやす~いものしか書かないんだと思ってた。
ちょっと他の作品を読みたくなっちゃいます。