どんだけぇ。 | 腹ん中。

腹ん中。

お腹の中は、真っ黒です。

今年に入ってから書いてなかった。

 

書くことなくて…。

 

いや…ある。

 

親の介護に悩まされる歳になり、3月、母が亡くなった。

 

お風呂の中で…ヒートショック。

 

年末から母の手の震えがひどくて、今年に入って診察受けたら【パーキンソン病】と診断受けた。

 

でもまだまだ初期で、薬で治療していきましょうってことだった。

 

10年は覚悟してたんだ、介護を。

 

べつに困ることなかった。

 

自分のこと出来たし、むしろ父が寝たきりになりそうだった。

 

だから父が動けなくなる前にリハビリ兼ねて夫婦でデイサービス行くことになり、父は週3回、母は週1回一緒に行ってたんだ。

 

週2日は母ものんびりする時間が出来たからね。

 

良い感じって思ってたんだ。

 

3月8日、21時前に弟からスマホが鳴って「おっかさ風呂で冷たくなってる!」とパニック状態だった。

 

急いで実家行ったけど、救急車到着してたけど、ストレッチャー片付けてた。

 

ダメだったんだ。

 

警察入ることになって、実家に入らせてもらえなくて、長男坊が肩をさすってくれて、ダンナが状況聞いてくれて、ちょっとその辺断片的に覚えてる。

 

玄関の真っすぐ奥がお風呂場で、開けてすぐ母が横たわってるのが目に入った。

 

あんな冷たいとこ寝かされて、早く暖かい部屋に連れて行ってあげたかった。

 

でも現場検証終わるまで動かすこと出来なくて…。

 

泣けて泣けて仕方なかった。

 

すべて終わったのは夜中の2時近く。

 

おくりびとさんが母をキレイにしてくれて、そこから葬儀の話し合い。

 

意識朦朧としてくるよね。

 

親を送るって大変。

 

父は起き上がれなかったから、兄弟で分からないながらもなんとか決めてった。

 

近所のおじさんおばさんも朝から心配して来てくれて、自治会への連絡とか全部やってくれた。

 

同じ班の若夫婦さんたちも、葬儀の受付やお手伝いしてくれた。

 

母がどれだけ人望あったかよくわかるお葬式だった。

 

すんごく泣いたのは、亡くなった日。

 

それ以外は忙しくて泣く暇ないよね。

 

無事にすべて終わって、日常に戻った時、買い物行った。

 

いつも母と買い物行ってた。

 

足が悪かったから、いつも手をつないでた。

 

メンドくさかった。

 

あぁ…楽だな…なんて思った瞬間、お母さんいないんだ…ってものすごく寂しくなった。

 

涙こぼさないように急いで買い物した。

 

駐車場で車の中でいっぱい泣いた。

 

でも毎日フツーに過ぎていく。

 

四十九日も初盆も不手際あったと思うけど、なんとか済ませた。

 

納骨もして一安心。

 

今は父の介護だ。

 

弟の嫁さんも、嫌な顔せず協力してくれる。

 

お父さんは生きる気力が無い感じ。

 

早くお母さんのとこへ行きたそう…。

 

お母さんはきっと、まだ来てほしくないんだろうな。

 

お父さんの世話から解放されて、のんびりしてるのかな。

 

っていう話。