■原題■

GIRL, INTERRUPTED

■邦題■

17歳のカルテ

■製作年度■

1999

■製作国■

アメリカ

■上映時間■

127分

■監督■

ジェームズ・マンゴールド

■主演■

ウィノナ・ライダー

アンジェリーナ・ジョリー

クレア・デュヴァル

ウーピー・ゴールドバーグ

ジャレッド・レトー

ブリタニー・マーフィ

■ストーリー&解説■

1967年、精神不安から自殺を図った17歳のスザンナは精神病院に入院し、さまざまな心の病に苦しみながらも健気に生き抜こうとしている同世代の女性たちと知り合い、交流を続けていくうちに、やがて少しずつ自立心を取り戻していく…。

■採点■

5点中

☆4点☆

時代のギャップは大いに感じる。
今のような精神病院の走りの場所で、完全隔離などはされていなかった1960年代の話。
なので管理もズサンで脱走も出来る。
こういうことをまず把握しておいてから見ないと、「ありえない・調子良すぎ」と思うかな。

配役は良い。
ウィノナは相変わらず演技上手いです。
目で演技出来るレベルの俳優ですね。
アンジーは、そのままで役に見事に上手くハマッテル。

なにが正常で、なにが異常か・・・
ちょっとでも他の人と違うと病気で、精神病院に入る。
こういう精神的なものはどの時代にでも言えるけど、それを思い切り定義している映画。
そういう描写が多く、主人公のウィノナや病院にいる患者を通して描かれている。
「っていうか普通の人で病院に入る必要ないじゃん」っと、思う部分も多くて、そういうとこが上手い。
しかし未公開シーンでは異常さが露呈されているためにフェイクだったと気付かされたww
映画の流れ的にカットしたんだね。正解w

正常と異常の境目を描いている映画としては優秀。