■原題■
ドラえもん のび太の新魔界大冒険～7人の魔法使い～
■邦題■
ドラえもん のび太の新魔界大冒険～7人の魔法使い～
■製作年度■
2007
■製作国■
日本
■上映時間■
115分
■監督■
寺本幸代
■主演■
水田わさび
大原めぐみ
かかずゆみ
木村昴
関智一
■ストーリー＆解説■
のび太は「もしもボックス」で現実の世界を魔法の世界に変えてしまうが、仲間たちの中でのび太だけ魔法が使えない。そんなある日、魔法を研究する満月牧師と娘の美夜子に出会い、魔界星が地球侵略を企てていることを教えられる。2人は現実世界に戻ろうとするが、「もしもボックス」を捨てられて帰れなくなってしまう。
■採点■
5点中
☆3.5点☆
いわずとしれた新しいドラえもんのカバー第2弾映画。
原作は魔界大冒険。
ドラえもんだけど、あえて昔とは全く違うアプローチで新しくしているのですが、それなら新しく作ればいいのに昔のカバーをしています。
あえて昔の作品をカバーすることで「新しいんだ！」と印象付けようとしているのか、さすが新しくしているだけあって脚本は良い。
設定も全くといっていいほど違う単純なカバーではないので案外見れます。
時間も昔は90分くらいなのに対して115分と普通の映画。
昔の映画が良いに決まってるのは周知の事実なので、単純にこの映画を「1作品」として見た時に感じたのは、引っ張るだけ引っ張って最後があっけなかった。
めちゃめちゃ丁寧に進んで行って良い感じだったのに、最後になって急に急いだのが微妙だった。
原作の怖い描き方もなく、良くも悪くも現代版。
声優は、ドラえもん達は置いておいて、ゲスト陣に関しては違和感アリ。
美夜子は普通に良くも無く悪くも無くのアイドル相武紗季 。
満月牧師（原作は牧師じゃなくて博士）とメデューサがお笑いの久本雅美 、河本準一で全くあってなかった。
久本なんかワンピースで醜態さらしてんのにまだ懲りずといった具合。
そこらへんも原点対象。
原作が4.5点で、声優で-0.5、急いだラストで-0.5かな。
原作と全く違うのでつまんなくはないかな。
でも、最終的には「やっぱ昔の方がいいねー」ってなるのは必然。