私たちは、現実世界そのもを認識しているわけではありません。
それぞれの人が、主観的世界を創っています。
そして、目の前で起きている出来事に、
人それぞれが独自の価値観などをベタベタ貼って意味付けを行っています。
ここにある前提は、出来事そのものは無色透明で良いも悪いもないということですね。
リフレームができるのも、この前提があるからです。
出来事+意味付け=イメージ
このイメージによって、私たちは動かされています。
出来事に肯定的な意味付けをおこなえば、肯定的なイメージになります。
逆に、出来事に否定的な意味付けをおこなえば、イメージも否定的なものになります。
では、何がそうさせているのでしょうか?
言うまでもなく、「過去の体験」ですね。
もっと平たく言うと「記憶」です。
そして、その記憶ですら、ただの出来事そのものを表したものではありません。
人は出来事の思い出し方にも癖があります。
それをNLPでは「サブモダリティ」といいましたね。
「イメージ=記憶=現実世界×サブモダリティ」
出来事に意味付けをおこなう、出来事にある種の質を与える。
リフレームやサブモダリティは、ごくごく日常的に私たちは使っているんですね。