繋がって、切り離して、また繋げて、そして切り離して・・・
こんなことを繰り返しています。
そして、それは自動的に行っています。
つまり、無意識的にです。
それを意識的に行えるようになると、
人の可能性を広げることも可能になります。
ディソシエイトをより深める為の記事を幾つか書きました。
「より遠くへディソシエイト」、「ダブル・ディソシエイト」
「時間を使ったディソシエイト」
今回は「立場」を使ったディソシエイトです。
私たちは普通、自分と繋がっています。

自分から切り離す為に、他の人に繋がってみようとう考え方です。

日本語では「相手の立場にたって考えなさい」といわれることもあります。
ただ、NLP的にはちょっとニュアンスは違います。
相手の立場にたつと言うより、相手になりきります。
つまり、その人をイメージしてみて、
姿勢、癖、しゃべり方、目線、呼吸、ジェスチャー等など。。。
モデリングに近いですね。
そうしたら、そのモデリングした相手に入り込むようにします。
ここではアソシエイトですね。

上手く相手と繋がった瞬間、自分からは切り離されていると思います。
繋がるのは意識的ですが、切り離すのは自動的、無意識に出来ていると思います。
これによって、特定の相手から見た自分を見ることが出来ます。
その時、精度の高いディソシエイトを体感できているはずです。
その相手から見た、自分自身はどのように見えているのでしょう。
このように他の知覚のポジションに入ると
視野を広げたり、異なった視点から物事、状況を見たりすることができます。
これを応用したNLPの技法にポジション・チェンジというのがあります。
また、こちらもいずれお伝えできればと思います。