サブモダリティの違いを知るには、実際に体験してみるのが一番。
もっとも簡単な例で言えば、
「好きな人」と「嫌いな人」のサブモダリティの違い。
例えば、両者の視覚的サブモダリティを比べてみよう。
イメージの位置、距離、大小、全体/部分、明るさ、ピント、
カラー/モノクロ、2D/3D、動画/静止画。。。。等など
好きな人を思い浮かべながら、上記のサブモダリティを探ってみる。
嫌いな人を思い浮かべながら、上記のサブモダリティを探ってみる。
本来は無意識にイメージしていたことが、
このように意識的にイメージすることにより、
その違いを発見できたのではないでしょうか?
このように、ある対象を理解する為に、
別の対象と比較することを知覚差異といいます。
では、その知覚差異を使って、更にサブモダリティを細かく見ていきましょう。
嫌いな人にでも、好きな人と同じように接することができたら、世界が広がると思いませんか?
それには、どうしたらいいのでしょう。
例えば、
好きな人の「イメージの位置」は右上にあるとします。この時の感じ方を10点満点とします。
そして、嫌いな人の「イメージの位置」は左下にあるとします。この地点では0点です。
嫌いな人のイメージの位置を少し変えてみましょう。
何処にでもいいので変えてみましょう。左上とか、右後方とか。。。
その時、心地よい感じ方は何点になりますか?
少しでも点数を上げることができますか?
「イメージの位置」での変化が見られなければ、
次は同じように「距離」を変えて点数をつけていってみて下さい。
個人差がありますが、どこかのポイントで点数が跳ね上がるところがあると思います。
それが、あなたにとってのサブモダリティの肝(きも)になるでしょう。
そして、ここでしていることがサブモダリティ・チェンジというNLPのスキルになります。
これは、日常使いができ、さらに応用のきくテクニックですので、
是非、マスターされるのをお勧めします。