私たちの記憶とは、いったい何なんでしょう。
私たちの体験は、無意識レベルの領域に、保存されています。
そして、意識によって、保存された記憶を引っ張り出します。
その時に、バイアスがかかります。
それは、人それぞれの癖と言ってもいいかも知れません。
無意識領域では、体験そのものが保存されています。
しかし、思い出して意識領域に引っ張り出すと、思いの外、
実際の体験とは変わってしまっていると言うことに、気付いていますか?
いったい思い出す時に、何が行われているのでしょう。
なぜ、体験そのものに色が付いてしまうのでしょう。
そこには、私の、あなたの、それぞれ独自の世界が広がっているからです。
それが、主観的世界。
記憶とは、
『記憶=物理世界×サブモダリティ』
このように考えることができます。
と、すると。。。。。。
記憶は「イメージの塊」です。
物理世界をありのままに記憶するって無理なんですね。
私たちは、この「イメージの塊」によって、
人生を幸せにも、不幸にもできるのです。
NLPの基本前提の一つにこんなのがあります。
『私達が現実を体験する方法を変化させる能力は、
現実の内容そのものを変化させることよりも効果的であることが多い。』
つまり、物理世界(出来事)そのもを変えるよりも、
物理世界(出来事)にまつわるイメージを変えることの方が、
効果的だと言っているのです。
この式で言えば、『記憶=物理世界×サブモダリティ』の
サブモダリティを変換してみては?と言う事ですね。
そろそろ、サブモダリティの変換をしてみたくなりましたか?