パリの旅の最終日です。
基本的にはこの日一日自由行動です。
マルシェ:
朝8時頃からツアー・メンバーとホテル近くの街頭のマルシェ(朝市)に行きました。
山と積まれた果物とフレッシュな魚が目立っていました。マルシェを1時間ぐらい見て一度ホテルに戻り、11時に予約したオルセー美術館に家族のみでタクシーで出かけました。
オルセー美術館:
パリのセーヌ川のほとりに佇む「オルセー美術館」は、19世紀美術の宝庫として世界中の人々を魅了し続けています。かつて鉄道駅として使用されていた建物が、美術館として生まれ変わったのは1986年。その壮大なアーチ型ガラス天井から降り注ぐ光と共に、印象派をはじめとした名画の数々が迎えてくれました。
パリは日本と同様オーバーツーリズムで大勢の観光客が訪れているとのことでしたので、オルセー美術館の入場券を日本で予約購入しておきましたので、スムーズに入場できました。同時に日本語の音声ガイドも予約しておきましたので、音声ガイドを受け取って絵画の鑑賞をしました。
印象派の殿堂:
モネ、ルノワール、ドガ、セザンヌ、ゴッホなど、19世紀後半を代表する印象は巨匠たちの作品が5階に集められています。
mohsun達は5階から絵画の観賞をしました。
音声ガイドは全ての絵画を対象としている訳ではなく、5点ぐらいに1点を音声ガイドで紹介していました。
とても分かりやすい説明で本当に有難かったですね。
館内は写真はOKのようでした。13年前は厳しく取り締まっていましたが、スマホが普及して、大勢の観光客が訪れるようになって取り締まれなくなったのではないかと思います。
お昼はオルセー美術館内にあるカフェ「カフェ・カンパーナ」で食事をしました。
平日でもあり、少し時間をずらしたのですぐテーブルに着くことが出来ました。
食後はカフェの横からテラスに出て、セーヌ川や、ルーブル美術館、コンコルド広場が眺められるので、そこで写真を撮りました。
ルーブル美術館は歴史もあり、荘厳な建物ですが、オルセーの建物も負けていませんね!
大時計越しに望むパリの風景は本当にすばらしいですね!
彫刻と装飾美術:
オルセー美術館の1階には絵画だけでなく、ロダンをはじめとする彫刻や、19世紀の工芸品・家具も充実。時代の生活文化を体感できますが、ここからは写真を撮るのは疲れてしまって、殆ど写真はありません。
パリ・オペラ座の模型:
オルセー美術館では、建築模型の展示も行われていて、パリ・オペラ座のガルニエ宮の模型は内部構造がよくわかる外観と断面図としての模型が1階の奥まったスペースに展示されています。
ガルニエ宮は1861年に建設が始まり、1875年に完成したネオ・バロック様式の傑作。建築家シャルル・ガルニエの名前が冠されています。
外形模型は、オペラ座の全体像を再現したもので、建物の外観がよくわかる展示です。一方、断面模型は劇場内部の構造の展示です。舞台、客席、天井の装飾、舞台裏の技術エリアやスタッフ動線、稽古場などの機能空間のなど――を詳細に見せてくれるもの。どちらも同じ設計に基づいて作られた模型だそうです。
模型とは関係ありませんが、オペラ座の地下には貯水槽があります。湿地帯に建設された為、出て来る水を貯めて湿気対策や舞台機構の安定に使われています。オペラ座の怪人の怪人が潜んでたと言われる地下湖の発想はここから出ているそうです。
ジオラマ:
ガルニエ宮の模型のそばの床下にはオペラ座周辺の街並みを再現した模型(ジオラマ)がありました。このジオラマは、オペラ座周辺の都市計画と街並みを再現したもので、特にオスマンによる都市改造後のパリの姿が反映されています。放射状に広がる道路や整然とした建物配置は、19世紀後半の都市設計の成果を示していて、模型のオペラ座もその中に組み込まれた「完成後の姿」として作られています。
展示されている模型と、現在のパリ・オペラ座の建物には相違があります。それは、模型が示しているのが建設当初の設計案や断面構造であるのに対し、現在の建物は実際に完成した姿であり、時代とともに改修や装飾の変更も加えられています🌧️
現在のガルニエ宮は1875年に完成して以来、何度も改修が行われており、2025年現在も外観の補修工事が続いています。
ルーブル美術館:
16時30分頃までオルセー美術館の観賞をしましたが、その後近くのルーブル美術館まで行って、美術館の中には入らず、ガラスのピラミッドとルーブル美術館の建物だけを見て来ました。
一日中美術館を見て歩いて大変疲れたので、マクドナルドでハンバーガーを買って最後の夜はホテルで過ごしました。
今回のパリ旅行はモンシャンミッシェルとオルセー美術館に重点を置いていたので、無事に見学を熟せて良かったです。
また、13年前の旅行と完全に重複して見学したのは、エッフェル塔とシュノンソー城位で、新しい発見が一杯あって楽しい一時を過ごすことが出来ました。オーバーツーリズムでどこに行っても人が多かったのはちょっと残念でしたが、80歳を前にして今回パリ旅行したのは正解だったと思っています。



























