2日目はシャルトルから南に下ってシュノンソー城を見学して、その後モンシャンミッシェルに向かって北上しました。
従って2日目の観光はシュノンソー城だけです。
シュノンソー城
シュノンソー城は13年前にボルドーへ行った時も立ち寄っていますので、今回は2度目です。
前回に比べて今回は観光客で大変混雑していました。
このシュノンソー城だけでなく、ヴェルサイユ宮殿やオルセー美術館も大変混雑していました。
フランスもオーバーツーリズムなのですね!
歴史の中の女性たち:
この城は、時代を超えて6人の女性城主によって守られてきました。初代のカトリーヌ・ブリソフランソワーはこのお城の建造と庭園の美化に貢献しています。アンリ2世の愛妾ディアーヌ・ド・ポワチエ、そしてその後城を奪い返した王妃カトリーヌ・ド・メディシス。彼女たちの愛憎劇は、城の回廊に今も静かに響いているようです。
その後も、ルイーズ・ド・ロレーヌが喪服を纏い祈り続けた「白衣の妃」の伝説、文芸サロンを開いたルイーズ・デュパン夫人など、女性たちの物語がこの城を彩ってきました。
礼拝堂:
礼拝堂のステンドグラスはマックス・アングランの1954年の作品であり、もとのステンドグラスは1944年の爆撃によって破壊されています。
ディアーヌ・ド・ポワティエの部屋:
ディアーヌ・ド・ポワティエの部屋の暖炉の上にソヴァージュによる「カトリーヌ・メディシスの肖像画」がありました。
ギャラリー(La Galerie):
シェール川の上に架かる大回廊は全長60m幅6mで、18の窓があり、床には石灰岩とスレートを敷き詰め、天井梁が見えるこのギャラリーは壮麗な舞踏会場だったそうです。
厨房:
フランソワー世のサロン:
この部屋には「狩の女神ディアナ姿のロール=ヴィクトワール・マンチーニ」、「狩の女神ディアナ姿のディアーヌ・ド・ポワティエ」、ファンローの「三美神」等多数の絵を飾ってました。
ルイ十四世のサロン:
「ルイ十四世の肖像画」が威厳をもって赤い壁に飾られていました。
扉の上には「ジャン・ド・ラ・ブリュイエールの肖像画」が飾られていました。
他にも多数の絵を飾られていました。
昼食はシュノンソー城近くのレストランが予約されていて、レストランまで歩いて行って食事をしました。
食後は観光バスで北上し、モンシャンミッシェルに向かいました。モンシャンミッシェルまで5時間ほどかかり、この日の観光はシュノンソー城だけで終わり、モンサンミッシェルに一番近いホテル、ル ルレ サン ミッシェルに宿泊しました。