株を「長く」持つとはどういう事か | 日本語と諺: 語源を見直す

株を「長く」持つとはどういう事か

今回は株に関する私の考え方を少し説明します。

銘柄については触れませんので

興味のない方はこれ以上は読まないで下さい。


株をどういう時に買い、どういう時に売るか

簡単な言葉で説明できますし、

人の話を聞いても簡単に理解できますが、

実行するのが難しいです。


株を「長く」持つとはどういう事か今まで知りませんでした。


円の直径と円周または円周の半分を比べると

円周の方が「長い」です。

直線に比べて長いと言う事は


「曲がっている状態」です。


U字型または逆U字型は直線より長いです。

U字型は底を表し、逆U字型は天井を表します。

底や天井を過ぎると「折り返し」が始まります。


底値で買って「長く」持つと言う事は


株価が天井を打って「折り返し点」が確認できるまで

その銘柄を持ち続ける事だと理解できます。


「言葉の上」ではそのように解釈できます。


持ち株が上がったらほとんどの人が

上がったその日か、2~3日内に売ります。

それでは儲けが少ないでしょう。


「自分の行動」を

「本来の言葉の意味」に合わせて

「長く」持つ、すなわち


株価が上昇中(2~3週続くかも知れない)

なら持ち続けて、

勢いが止まり、しばらく停滞した後に

「下げ始めるのを確認」、すなわち

「チャートが逆U字になったのを確認」

する


その後で売るのが、株を


「長く」持つ


の元々の意味だと考えられます。


その事が実感できるようになると

株で儲ける事ができるようになる

のかもしれません。


私は自分で計算した

予測値近くに株価が上がるまでは売らない

努力をしています。


その値段に達したら

持ち株の一部を売り、残りは


より「長く」


持つようにしています。


全ての株を「長く」持つ勇気がありませんので


何回かに分けて売り、残りの持ち株は


逆U字型の天井から落ち始めた時に売ろう


と努力していますが

なかなか思うようにいきません。


まだまだ

売り急いでいるケースが多い

と実感しています。


まだ

株jを「長く」持てる

ほど経験を積んでいません。


以上が

株で儲ける為の一つのやり方


株を「長く」もつ


方法です。


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株の売買で損をしている人は

全く逆のやり方で

「長く」持っています。

上場来高値または4~5年間の最高値

から少し安くなった所で買い、

底値を確認して上がり始めたばかりの頃、

U字の底を脱したばかりの頃に売る人です。


このような形で株を

「長く」持っていた人が

馬鹿みたいに

上がり始めた途端に売る

人も多いようです。


株の売買で儲けたいなら

このよう事は

絶対に避けるべきです。



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「長く」の意味を以上のように解釈すると


同じ銘柄を

長く持って儲ける人と

長く持って損をする

2種類の人

がいるのが分ります。