先日無事ドセタキセル4回目の治療が終わりました 
標準投与量よりも多少減量しているとはいえ、足の痺れが少し強くなってきています。
今のところ効果がなくなるまで、または辛くなってギブするまでドセタキセルでの治療が続く見込みです。行けるうちに旅行
に行きたいなあ、でも何かあったら怖いので近場にしておこうか、暖かいところがいいけどウィッグなのであまり暑いところも厳しいよね。初発で４クールやっているけど5回目以降は未知の世界。体調がどうなっているかわからないので夏以降の予定を立てるのは難しそう。
そんなことをあれこれ考えた末、4回目の治療から1週間後の出発で台湾に行くことにしてフライトを予約していました。ちょうど2-3月の台湾は暑くもなく寒くもなくすごしやすい季節です。フライトを予約した頃はすでに中国でのコロナウィルス蔓延がニュースになってましたが、まだ対岸の火事的に考えていたんですよね。さすがに春節前には中国便をシャットアウトするんじゃないかと思ってました。ところが、団体旅行が禁止・キャンセルされただけで今でも中国本土からのフライトが発着している・・・。
私の住む地域でも中国からの観光客が多くて、こちらで働いている中国人もたくさんいます。実は前職は中国からの出稼ぎ組が多い部署で、私も中国の人と隣の席で一緒に仕事をしていました（若くてイケメンで優秀なうえ性格もよくて癒し系だった・・・
）。今は昔と違って個人旅行客も多いし、こちらで働いている人たちは年末年始や春節時期に里帰りするので、人の行き来が活発になるこの時期に中国からの入国を全面禁止しなかった影響は大きかったと思います。
私は春節時期はできるだけ人の多いところへ出かけないようにほぼ引きこもってました。春節明けしばらくして、相次いで感染者が報告される事態に
もうこれは旅行どころではないか・・・と思うも自分都合でキャンセルすると一切返金されないカテゴリでフライトを予約してしまっていた
幸い5000円くらいの手数料上乗せで予約の変更が可能だったので、当初予定していた2月末出発から3月中旬出発に変更。これで様子を見て変更後の出発日までに台湾が日本からの入国禁止を出すかフライトがキャンセルになれば自分都合ではないので全額返金されるはず・・・そして昨日航空会社都合でフライトがキャンセルされた連絡がきました。こちらの記事によると、台湾が日本への渡航情報を「レベル2・警戒」に引き上げたことによって、台湾から日本への団体旅行の申し込みの約5割がすでにキャンセルされた、とのことなので恐らく採算が取れずフライトがキャンセルになった模様。
届いたメールにはコロナウィルスの影響であることは一切書かれておらず、”致し方ない理由でフライトキャンセルしたよ、メンゴメンゴ〜。詳しくはコールセンターに電話してね”って感じの簡素なお知らせのみorz あちら都合なので全額返金されるはずですが、コールセンターが日本にないので問い合わせが面倒〜。
あと、台湾の新幹線
とホテルも予約済でしたが、新幹線は1予約につき80円くらいの手数料でキャンセルができ、ホテルも1予約をのぞいてギリギリまで変更・キャンセルが可能なカテゴリで予約していたので、最終的な損害は4000円以内で収まりそうです。予約変更前の元々の航空券は28000円くらいだったので、この程度ですんでラッキーでした
そういえば2003年だったかな、SARSが蔓延した時、ヨーロッパ旅行を予定してました。一緒に行く予定だった友人は会社から海外渡航禁止令が出て行けなくなり、結局一人旅になったんだっけ・・・。
コロナウィルスの厄介なところは感染しても症状が出なかったり軽い人が多いけど、症状がない人からも感染する可能性が高い、っていうことと重症化した場合の治療法が確立されていない、っていうところですよね。25日には政府が対応策を発表するとのことですが、24日時点でわかっている内容からは未だ思い切った方策が打ち出されないような印象を受けます。
なお、台湾の状況は
その他、ホテルや飲食店ではお客に検温や手の消毒を求める、といった対策も行なっている模様・・・うん、日本にいるよりずっと安全そうですね 
まあでも、もしフライトがキャンセルにならずに旅行に行ったとしても、コロナウィルスではなくて骨髄抑制で発熱→ホテルの検温で引っかかって宿泊拒否→フライトを変更してすぐに帰国しようにもフライト減便ですぐに予約が取れずにどこにも行く場所がない・・・などどいう最悪のシナリオもあり得るので、今回はキャンセルになってホッとしています。
それにしても、海外旅行どころか国内旅行も躊躇してしまうような状況になるなんて・・・。なんとか収束されることを祈るばかりです。
さて、今年中にリベンジできるかしら・・・
