年末年始休暇の初日。
小田原の某信用金庫へ行った。

未利用の預金口座を解約するため。
駐車場代金を払うために開設した。

引っ越してそのまま放置していた。
残高がいくらなのかもわからない。

通帳、キャッシュカード、印鑑。
それに運転免許証を持参して行く。

奥さんを車の中に待たせて、
口座名義人のボクが手続きに行った。

応対は、ベテランっぽい行員さん。
終始笑顔で感じの良さそうな方だ。

持参物をすべて渡して内容を確認。
チェックはOK、特に問題はない。

まず口座の住所変更手続きを行う。
忘れていた昔の住所を思い出した。

一瞬、懐かしく思い、郷愁に浸る。

我に返り、書類に必要事項を記入。
次々と手続きに必要な書類が出る。

アメリカに住んでいたかとか。
外国口座を持っているかとか。

思った以上に面倒な手続きです。

すべての書類を書き終えた。
そして、しばらく待たされた。

10人ほどのお客が処理を済ませた。
30分くらいして、名前を呼ばれた。

残高は、3万円ほどあった。
お金は封筒に入れ、奥さんに渡した。

そして、小遣い1万円をもらった。
何も言わず、お礼を言って受け取った。

帰りにお蕎麦屋さんで昼食をとった。
昔、二人で行った懐かしいお店だ。

店の造りも蕎麦の味も同じだった。
ただ、女将さんが年をとっていた。

当たり前の話だけど・・・。
時空を超えたような感じを味わえた。