駅ホームにある太く黄色い長いライン。

あの黄色い帯ですが、正式名称は、
視覚障害者誘導用ブロックといいます。

今日、初めてその名前を知りました。

目の前を杖をついた方が通りました。
すれ違いざまにつまづいたので、
危ないと思い、声をかけてみました。


大丈夫ですか?
出口まで案内しましょうか?


いや、エデベーターまでお願いします。


あ~、はい、エレベーターね。
エレベーターは、どこにあるのかな?


向こう側ですよ!
近くにいたオバさんが、教えてくれた。


50メートルほど歩かなくてはいけない。
黄色い帯に沿って誘導してあげた。

ところが、そこには人が多勢いる。
気づいた人は、避けてくれる。
しかし、多くの人々は気づかない。
外側へ避けると、そこはもう線路!

危険と緊張を感じながら歩いた。
本当に長~い50メートルでした。

やっと、エレベーターの前まで着いた。
健常な人々が、占拠する後ろに並ぶ。


着きましたよ、ここで大丈夫ですか?

はい、大丈夫です。
ありがとうございました!


役割を終えて、ホッとしました。
5分間くらいの出来事です。

同時に、反省もさせられました。
健常者が、知らなさ過ぎる!
障害者のみなさんは、
こんな危険な思いをされているのか!

今日もう一つ気づいたことがあります。

階段の真上に設置されたスピーカー。
ここから、鳥の鳴き声が聴こえます。
鳥の声に警戒した鳩は、寄り付かない。
今までは、鳩除けかと思ってました。

それは間違いで、正解は・・・。
ここに階段があるという合図なんです。

今日は、大船駅でいい勉強をしました。
他の皆さんにも伝えねばと思い、
ブログに書き残すことにしました。