●1985年 ショルダーホン100型(NTT)

製品内容:日本で初めて登場した携帯電話機は、1985年9月に
NTTがレンタルを開始した「ショルダーホン」の
100型である。
ショルダーホンは車外でも使用できる自動車電話と
いう位置づけであり、電話機の重量も約3kgと
重かったため、携帯時はショルダーバッグの
ように肩にかけて持ち出す必要があった。

「日航機墜落事故で注目を集めた携帯電話:平成テック#2 」
ショルダーホンの名が世に知られるようになったきっかけは、
1985年8月に起きた日航機墜落じkぽ事故。捜査現場に12台の
ショルダーホンが提供され、自衛隊の連絡手段とし使用されたのだ。
バッテリーなどが大きかったためみんなが持ち歩く時代になるとは
想像していなかった」とNTTドコモ取締役執行役員の丸山誠治さんは
言う。
記憶:その頃、仲間で集まっていた時に、一人が重箱のような大きさの
ものを取り出し、会社に「変わったことはないか?」と話し出し、
ほかの人は見たこともないその電話器に驚いた。
しかし仲間は皆、「いま、ここで、わざわざ電話しなくても
よいだろうに」と、ある意味冷たい目で見ていた。
(これは、『見せびらかし』だな!と)
























