みなさん、こんにちは。
さて、前回の投稿でスカウトメールが届いたことをお知らせした。
青果物を取り扱う仲買商社だった。3月中旬の事だった。
4月以降もタクシーの運転を続ける覚悟でいたのでこれは驚きだった。
速攻で返信メールを返し面接に向かった。
歴史のある会社で取引先も有名なところばかりだった。
自宅に戻ると早速電話がかかってきて採用とのことだった。
やった!これで昼夜逆転の隔日勤務から解放される。
内定のうれしさよりこのことの方がうれしかった。
給料は安いが日中に働けて夜寝られることはとても幸福なことだ。
翌日、私は勤務するタクシー会社に辞表を出し3月末で転職する旨を所長に告げた。
所長は「大丈夫なのか?」と私に問いかけた。
この大丈夫かの意味にはふたつある。ひとつは教習所の立替金が払えるのか、という意味だ。
二種免許を取るには20万円ほどかかるのだが会社はこれを立て替えてくれている。
2年間このタクシー会社で奉公すればこの20万円は返さなくていい。チャラになるのだ。
しかし2年未満では全額これを耳そろえて返さなければならない。それができるのかという意味だ。
私はタクシー会社に転職する際、専用サイトを使って転職した。こういうサイトはいくつかある。
そしてサイト経由で面接を受け、採用となり3か月以上働けばば10~20万円の「お祝い金」が出る場合がある。
私はこのお祝い金を15万円受けていて使わず貯金しておいたのだ。
もちろん、私はこのお金を使って会社に借金を返したのだ。
そして大丈夫かのもうひとつの意味。それは「再び組織の中で働けるのか」という意味だ。
タクシーという職業は、もちろん好きで入ってくるヒトもいるのだが、どちらかと言えば組織だって働くことが苦手な一匹狼なヒトが多いようだ。私もそう思われていたようで、ひとこと「大丈夫です」と答えた。
すると所長は「変な会社だったらすぐに戻ってきなさい」と言ってくれた。
私は「必ずそうします!」と答えた。
出番の最終日、私はわずかだが親しくなった同期たちに転職することを告げた。
「良かったじゃない、そっちの方が良いよ!」と口々に喜んでくれた。
こうして私は4月からこの商社に勤め始めた。日本全国から野菜が集まる市場の中に事務所はあり日々活気が漲っている。
ここにいれば野菜の勉強や流通の仕組み、生産者のことがよくわかるだろう。
なかなかクセの強い会社だがしばらく様子を伺うこととしよう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
Live long and Prosper. ||//_

