マッサンが創業したニッカウヰスキー余市蒸溜所の
西川浩一工場長がウイスキーの国際的コンテストにて、
世界最高賞を受賞されました。
NHK連続テレビ小説マッサンの
主人公マッサンのモデルとなったマッサンこと竹鶴政孝が、
北海道余市町で創業したニッカウイスキー。
マッサンのスピリッツが今も息づくニッカウイスキー余市蒸溜所の、
西川浩一工場長が、ウイスキーの国際的コンテストである
「アイコンズ・オブ・ウイスキー2016」（IOW）において、
「ワールド・ベスト・ディスティラリー・マネージャー」を受賞。
「世界最高」の蒸溜所責任者として認定されました。
マッサンのニッカウヰスキーが、
「アイコンズ・オブ・ウイスキー2016」において、
世界最高賞を受賞するのは初めてのことです。
西川浩一は1982年にニッカウヰスキーに入社、
ニッカウイスキー西宮工場、余市蒸溜所、宮城峡蒸溜所、
ベン・ネヴィス蒸溜所などで、生産や品質管理に携わってきた方です。
それらの実績に加え、2015年1月より工場長を務める
ニッカウイスキー余市蒸溜所の運営について高く評価されました。
ウイスキーの個性はその土地の自然や風土に大きく影響されます。
余市町には、冷涼で湿潤な気候、きれいで豊富な水、澄んだ空気といった、
ウイスキーづくりに必要なものがすべて揃っています。
マッサン竹鶴政孝はこの北海道余市町を、
ウイスキーづくりに最適の地として選んだのです。
ニッカウイスキー余市蒸溜所では、
創業から80年以上経った現在も、世界でも稀な石炭直火蒸溜や、
土間敷きの貯蔵庫での熟成など、伝統的なウイスキーづくりによって、
世界中で高い評価を受ける高品質なウイスキーを生産し続けています。
さらにニッカウヰスキー余市蒸溜所では、ウイスキー製造工程の見学ができる他、
ウイスキーやニッカウヰスキーの歴史を知ることができるウイスキー博物館、
登録有形文化財に認定されている歴史的建造物があることなど、
観光地としても人気が高く、朝ドラマッサンの放映とも相まって、
2015年は創業以来過去最高となる90万人以上の見学者数を記録しました。
余市町のニッカウヰスキー蒸溜所を見学されますと、
ニッカウヰスキーの一貫したポリシーと、ニッカブランドの独自の魅力、
ニッカウイスキーの製造工程とニッカ製品への理解がとても深まるとともに、
熟成に長い年月を要するウイスキーの魅力の一端がより感じられ、
さらにウイスキーが楽しめるようになると思います。
マッサンのウイスキースピリッツが今も受け継がれる、
ニッカウヰスキー余市蒸溜所を、みなさまぜひ訪れてみてください。
ニッカウヰスキー余市蒸溜所 西川浩一工場長
IOW ワールド・ベスト・ディスティラリー・マネージャー受賞
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