窮地のドウカウイスキーは、海軍の軍需工場に救われたマッサン。 | 朝ドラ マッサン 余市町ブログ

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朝ドラ「マッサン」
第19週「万事休す」が終わりました。


スコットランドから帰国して20年。
ついにマッサンのウイスキーが完成。

しかし自分の理想としたその味に、
今ひとつ自信が持てないでいたマッサンです。

そこへ現れたのは、
ウイスキー通として知られる作家・上杉龍之介でした。
わざわざマッサンに会いに来たという上杉は、
マッサンのウイスキーを「美味い!」と評価し、
新聞に記事まで掲載してくれました。

これは思いがけない大きな宣伝になります。

自信を取り戻したマッサンは、
ウイスキーを売り出すために出資者の許可を得ようとします。
大阪に出向こうと思った矢先、出資者たちが北海道へやって来ました。
許可無くウイスキーを作っていたことに激怒する渡。
しかしエリーたちの心づくしのおもてなしと、
熊虎たちの熱意に心動かされた渡と野々村は、
ウイスキーの販売を許可しました。

マッサンのウイスキーは、
北海道果汁を訳して「ドウカウイスキー」と名付けられ、
華々しく出荷されて行きました。

そしてエリーは日本へ来て20年。
故郷スコットランドの毋に向けて手紙を書きました。
毋は病床にあり、代りに妹ヘレンから来た返事には、
エリーに帰国して欲しいと書かれていました。
しかし遠すぎるスコットランド。
おいそれと戻れる場所ではありません。

可哀想に、エリーは祈るしかありませんでした。

満を持して発売したドウカウイスキー。
ところが発売から半年が過ぎても、
一向に売上が伸びません。

経営状況も窮地に陥ってしまいます。

大阪の出資者に呼び出されたマッサンは、
会社の業務改善を命じられました。

北海道へ戻ったマッサンは悩みます。
そこへ今度は、住吉酒造の社長・田中大作が訪ねてきました。
大作との話しの中で、
日本のウイスキー造りへの使命を明らかにしたマッサン。
大作はマッサンの志し背中を押して帰って行きます。

そして社員一堂を招集したマッサンは、
苦渋の決断、ついに人員整理を発表しました。
泣き崩れる社員たちを前に、
必ず会社を復活させ、社員を再雇用することを誓います。

すると会社に海軍からの使者が訪れます。
原酒を試飲した海軍将校は、
ドウカウイスキーの在庫を全て買い取ると言います。
さらにドウカウイスキーを海軍指定の工場とし、
軍需のためにウイスキーを大量生産することになったのです。
皮肉にも戦争によってマッサンの会社は救われたのです。

絶体絶命のピンチに、降って沸いた棚ぼた話。
理由はどうあれ本当に助かりましたね。

そして日本はついに、
太平洋戦争・第二次世界大戦へと突入するのでした。
エリーの祖国スコットランドは日本の敵国となってしまったのです。

難しい立場となってしまったエリーが本当に心配ですね。







朝ドラ マッサン 第114話 海軍士官


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