朝ドラ「マッサン」あらすじ予告 第71話 | 朝ドラ マッサン 余市町ブログ

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朝ドラ「マッサン」のあらすじを予告します。


第12章 冬来たりなば春遠からじ


第71話

仕事に復帰した政春は、
週末も休みもなく、忙しい日を過ごしていた。
お披露目会に向けて、山崎工場では、
すべての工程の試験操業が行われ、
急ピッチで準備が進められていた。

英一郎は、家でもウイスキー造りの勉強をし、
政春から講義を受けていた。

エリーは徐々に日常を取り戻し、
その身に起きた悲しい出来事にも、
誰も触れなくなっていた。

そんなある日、政春が仕事に行っている間に、
欣次郎が訪ねて来た。
大変な時期に、馬車馬みたいに政春を働かせて、
申し訳ないとエリーに謝る欣次郎。
エリーは大丈夫、
毎日、元気な政春と英一郎を見ているから、
自分も元気だと言う。
そしてそれがわかっていたから、
政春を出勤させたのだろうとエリーは聞いた。

欣次郎は、お見通しのエリーを、
まるで自分の嫁のようだと言う。
するとエリーは、欣次郎の嫁がどんな人だったのか、
英一郎の毋はどんな人だったのか、
教えて欲しいと言った。
しかし欣次郎は、やめておこうと、そそくさと席を立ち、
逃げるように帰ろうとする。
そんな欣次郎にエリーは、
英一郎の前で、自分をさらけ出して、
毋のことを話してあげて欲しいと言った。

翌日、欣次郎に社長室に呼び出された英一郎。
欣次郎は、英一郎に毋のことを全て話そうと決意していた。
エリーも英一郎について来ていた。
黒沢と一緒に欣次郎がやって来て、
エリーが退室しようとする。
しかし欣次郎は、構わないと言い、
エリーも黒沢も同席させるのだった。

工場長の助手はどうかと、英一郎に聞く欣次郎。
英一郎は、いろいろと勉強になる、
そして、ウイスキー造りの職人を目指すと言う。
工場長や技師長のように、もの作りを極めたい。
いずれはスコットランドに修行に行き、
日本でのウイスキー造りに挑戦したいと話した。

それを聞いた欣次郎は、
「お母さんも、喜んでいる」と言う。
意外な言葉に驚く英一郎。
そして欣次郎は、
ウイスキーのお披露目会の日は、
お母さんの命日だと言う。

そのことは英一郎も気付いていたが、
それはただの偶然で、毋の命日など、
欣次郎が覚えてなどいないと思っていた。

欣次郎は、
この日にどうしても、報告したかったと言い、
10年前のことを話しだした。

英一郎の毋サキが病床についたとき、
欣次郎は、太陽ワインの販売を延期しようとした。
しかしサキは、それを許さなかった。
世の中をアッと言わせる、欣次郎の夢が叶えば、
自分の病気も治る、約束するとサキに言われた。
そして、がむしゃらに働いた欣次郎。
しかしサキは、それを見届けることなくこの世を去った。

「太陽ワインで終わりではない」
「もっと大きな夢で、世の中をアッと言わせて欲しい」
それが、生前のサキの夢だった。

サキが自分を支えてくれた。
だから自分は、いつも2人分の夢を追いかけている。
最後まで、自分を信じてくれたサキの分まで、
やっと日本中を驚かせることができる。
サキとの約束を、どうしても命日に果たしたかった。
そう欣次郎は語った。

どうしてそれを、
今まで言わなかったのかと聞く英一郎。
英一郎が、一人前の男になれば、
わかってくれると思っていた言う欣次郎。
「やってみなはれ!」
そう言って、英一郎を強く抱きしめた。
涙ぐむ英一郎に、
「男は人前で泣くもんやない・・・」
そう言いながら、自分も泣いている欣次郎。

エリーと黒沢も、泣かずにはいられなかった。



あらすじ予告のまとめはこちら>>>


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