朝ドラ「マッサン」山崎蒸溜所完成。モデルはサントリー山崎蒸溜所。 | 朝ドラ マッサン 余市町ブログ

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NHK連続テレビ小説 マッサン(朝ドラ マッサン)の情報やあらすじ・感想と、ニッカウヰスキー余市蒸溜所や余市町を紹介します。

連続テレビ小説「マッサン」。
ついにマッサンとエリー、そして欣次郎の、
夢のウイスキー蒸溜所が完成しました。

スコットランドから帰国し、
苦節4年の歳月がかかりましたね。

この蒸溜所のモデルとなったのは、
壽屋/鳥井商店(現サントリー)の山崎蒸溜所。

朝ドラ「マッサン」のストーリーと同様、
鴨居商店の大将、鴨居欣次郎のモデルとなった、
壽屋/鳥井商店の社長、鳥井信治郎は、
ウイスキー製造のための技術者を捜しました。
そして、ウイスキーの本場スコットランドで、
ウイスキー造りの技術を習得していた、マッサン竹鶴政孝を招聘します。

壽屋スコッチウイスキー製造計画書 壽屋 スコッチウイスキー製造計画書

ウイスキー工場建設にあたり、
マッサン竹鶴政孝は、ウイスキー造りには、北海道が最も適しており、
北海道でのウイスキー造りを提案しました。

しかし鳥井信治郎は、
輸送のための時間とコストがかかることと、
消費者に普段から、蒸溜所を身近に見てもらい、
工場見学もできるようにと考えていました。

そのために、工場建設地は京阪神近郊だと決めていました。

そして、京阪神の各地で、
水質の良い場所を調査し、導きだされた場所が、
水生野(みなせの)と呼ばれた名水の地であり、
かつて千利休が、茶室を設けていたとされる山崎でした。

大阪と京都の境にある山崎は、
天王山から流れてくる、水質の良い水が豊富にあり、
さらに、宇治川、木津川、桂川という3本の川が、
合流する地点であるため、霧が発生しやすく、湿度が高い。
交通の便も申し分なく、ウイスキー造りには最適な立地条件でした。

建設中の壽屋 山崎蒸溜所 建設中の壽屋 山崎蒸溜所

創業当初のサントリー山崎蒸溜所 創業当初のサントリーウイスキー山崎蒸溜所

1923年、壽屋山崎蒸溜所の建設が着工し、
1924年に完成しました。

そして5年後の1929年、
マッサン竹鶴政孝は、ついにウイスキーの製造に成功。
鳥井信治郎は、国産初のウイスキーとなった、
壽屋「サントリーウイスキー白札」を発売しました。


サントリーウイスキー 山崎蒸溜所全景 現在のサントリーウイスキー山崎蒸溜所

朝ドラ マッサン 第60話 山崎蒸溜所全景 鴨居商店 山崎蒸溜所 全景



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